夢を諦めた少女＿ (ページ4)

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3話ページ4

その後おかっぱを振り払って食堂を出た

1箇所だけ風呂掃除がまだだったところがあり行こうとすると
白髪の大きな人が倒れていた

流石に吃驚したが1度冷静になった

よく見ると寝ているだけ

関わるとめんどそうだし無視して通り過ぎようとした時_

ｶﾞｼ

『…？！』

いきなり足を捕まれ白髪の方に目を向けると起きたみたいだ

「…だれ？」

『こっちのセリフなんですけど』

「まぁいいや、風呂場まで連れてって」

『なんで私が連れていかないといけないの』

「歩くのめんどくさいし…潔達先に行っちゃったし…」

そう言いながら眠たそうに目をこすっていた

てか、歩くのめんどくさいって何よ…

「早くおぶって」

『無理でしょ』

そう言うと白髪は口をバッテンにさせた

めんどくさいなと思いその場から立ち去ろうとすると次は手を掴まれた

『…なに』

「早く連れてって」

『嫌なんですけど』

「早く」

駄々をこねる子供みたいだなと思い困っていると、聞いた事のない声がした

「凪…何やってんの」

黒髪の頭のてっぺんに双葉が乗っている人が来た

「あ〜潔」

潔という人は私に気づき驚いていた

「え、女の子…？」

あぁそっかほとんどの選手は私がいること知らないのか
そりゃ驚くな

『人来たからもういいでしょ手離して』

そう言うと素直に離してくれた

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あの人達が今から風呂に行くみたいなので風呂掃除は30分後にすることにした

そして、30分経ち風呂場の前まで来た

開けると3人人がいた

風呂から上がったみたいで着替えていたらしい

でも3人とも上裸

下は隠れているし気にする事はないと思いそのまま入ろうとすると筋肉がすごい人に声をかけられた_

「えっと…まだ着替えてる途中なんすけど…」

『なに？着替え終わるまで待ってこと？』

そう言い睨むときんに君は「あ、いえ…」と言った

「…A？」

聞き覚えのある声に驚き振り返ると幼なじみがいた

『玲王？』

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