MISS YOU【與真司郎】

過去(貴方side) ページ22

與｢もうやめろや!!｣




今まで黙ってた真司郎が口を開いたが

多分届いてない







もう、だめだ…




もう、我慢出来ない…




どんだけみんなに迷惑かければ気が済むんだよ…









西｢この野郎…痛っ!!｣

末｢いっ｣






私は二人の頭をグーで叩いた




末｢いてぇなA!!｣


西｢なにすんだよ!!｣



2人が私を睨んで叫んできた

でもなんも怖くない!!






『痛いのはこっちだよ!!!』





末｢はぁ？なんもしてねぇだろ！｣





『してるよ!!』




二人だけでなくメンバー皆がポカンとしていた




日頃から感情的になったことない私が2人に怒鳴ってるんだからびっくりしたんだろうなぁ






『私だけ痛いんじゃないよ!!皆も痛いんだよ!!
2人が
殴り合いや言い合いしてる時にね、
私達はすんごい心が痛いんだよ…

ぎゆううぅてなるんだよ、
悲しんだよ、苦しいんだよ、、、。』



ここまで本当のことを言ったら自然と涙か零れてきた



西｢A…｣

末｢……っ｣



『いま、私が叩いた痛みよりも私達の心の痛みの方が何びゃく倍も痛いんだよ…』



ぶわっと大粒の涙か溢れてきた







そしたら黙って聞いてた真司郎が無言で私の手を引いて外へ連れてってくれた







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