START 〜一人の少女と多くの仲間との物語〜

怖いかなァ…？ ページ9

そう言って歩いていると

帽子をかぶったエルセン君にあった

まあ、鉱山の説明をしてくれる子だ


鉱山のことは知ってるので

ガン無理して((高山に入ろうとすると…


エ「あの…ちょっと待ってください」


『はい？何か用？』


エ「あの、ここは関係者以外立ち入り

禁止なんです、だから…その…」


『だから入るな、と』


そう私が言うと


エ「ええ…まあ…そうゆうことです」


と言ってきた、

このままじゃ入れないなぁ…あ、

良いこと思いついた((←

そう思って私の雰囲気をガラッと変えた


『ほぉ〜入ってはいけないと、

随分な事だなァ』


そう言って目を細めた

タダでさえ無表情で暗い顔してるのに

目も細くなったら怖いだろう


エ「ヒッ…いや…その…」


そう言いながらエルセン君は怯えてた

…ごめん


『そうかそうか、上等だなァ』


そう言って私はゆっくり相手に近づき

一瞬立ち止まって…

いきなり！


ギチッ


相手の背後へ行き、首にナイフをあて、

こう言った


『死にたくねぇなら

ここ通しな』


そう言うとエルセン君は

ビビって逃げていった

もう良いかなと思って私は

雰囲気を元に戻した


『…さ、行くよー』


そうみんなに言ってみんなのほうを見ると

皆、ポカーンとしていた


『？どうしたの？』


ジ「いや…その…今のは…」


『え？あれ演技ー

演技とか得意なんだよねー

後、このナイフは護身用だよー

さ、こんな事言ってる暇あるなら

先へ進むよ！』


そう言うとみんなは若干訝しげに

「ああ…」と返事した


…うーん

やっぱり怖かったかなぁ

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