ヤバい、 死にそう。【ホラー映画】

にーい ページ4

『ハアッ…ハアッ…ハアッ…
ハアッ………夢…？』


私は夢(?)から覚めたようだ。


……夢で良かった…


その瞬間腕に激痛が走った。


『え…あ…な、んで……？？』


腕を見ると切り傷ができていて、

そこから血が流れていた。

…まだ傷が浅いから良いが。


『は、早く処置しないと…いっつ』


私はすぐ処置をして包帯を巻いた。

あーあ、目立っちゃうなー…。


？「どうしたの？侑奈」


『あ、おはようお兄ちゃん。』


この人は自分のお兄ちゃん、

山田 涼平(ヤマダ リョウヘイ)。

とっても優しいお兄ちゃんだ。


涼「ああ、おはよう。

それで、その腕は？」


『あーこれ？寝てる時怪我しちゃったみたい。』


私は咄嗟にウソをついた。

兄は怪しんでいたがそれ以上聞いてこなかった。


涼「寝てる時に怪我するとかアホだなー」


そう言って兄は私の事を笑った。

…ごめんね、お兄ちゃん。


涼「じゃっ、俺仕事行ってくるから。」


『ん。いってらっしゃーい。』


今日私は何も用事がないので

ホラー映画でも借りて見ようと思う。

何借りよっかなー

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