非日常？？Part2 (ページ29)

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非日常79日目ページ29

SG『あいつら…ゲーム片付けずに行きやがった…』

『手伝うよ』

SG『あー、………ありがと』

『……え』

SG『…なんだよ』

『お礼言うなんて珍しい』

SG『いつも言ってないみたいに言うなよ』

『言ってないじゃん』

SG『……。』

片付けながらピシャリと正論をいえば、黙りこくったミンユンギ

その後も2人して黙々と片付け、キムテが食べたであろうお菓子の袋もちゃっちゃと片付ける

『終わり…結構時間かかったね』

SG『あいつらどんだけお菓子食うんだよ…』

『ミンユンギも食べた方がいいよ』

SG『お腹すかない』

『でも細すぎだよ』

SG『…別に筋肉なんてそこまで必要じゃないだろ？』

『ダンスは？』

SG『これだけの筋肉でもなんとかなる』

『彼女が出来た時に抱っことかできないと男として恥ずかしい思いするかもよ？』

SG『彼女なんてできねーよ』

『わかんないじゃん？』

SG『………ちょっとこっち来い』

『？』

手招きされたことに疑問を抱きながらも近寄ると、不意に腰に違和感

腰に回っていたのはミンユンギの手で、私は簡単に彼に持ち上げられていた

『…ん！？』

SG『お前軽いな』

『…ちょ、下ろしてよ！』

SG『これで分かったろ。もうこれ以上筋肉つける必要ねーんだよ』

『はぁ…？わかんないから、下ろしてってば』

足をバタバタさせて足掻いてもなかなか下ろしてくれない

くっそ…意外と力強いな…

『でも！もし私より重い人が彼女になったら！』

私を見上げる彼の瞳が、呆れたとでも言うかのように揺らいだ

SG『…お前鈍すぎだろ…』

『？』

SG『お前より軽いやつも、重いやつも、抱き上げることなんて絶対ない。お前を持ち上げれれば彼女のどうのみたいな心配事はないわけだ』

やっと降ろしてくれたと思いきや、また訳の分からないことをぼやいて、階段に向かうミンユンギ

『意味わかんないんですけど…』

SG『おやすみA』

『おやすみ？』

結局もやもやは解決せず……

でも最後に名前呼んでくれたからよしとしよう

ツン8割デレ2割。砂糖オッパ。おやすみ

SG『俺の彼女はお前以外ありえねーよ…』