非日常？？Part2 (ページ15)

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非日常65日目ページ15

SG『誰が、辛くないっつった？あ？』

TH『そ…れは…』

SG『答えろよ。』

TH『……』

人1人殺しそうなミンユンギと、怖いのか黙りこくるキムテヒョン

ほかの誰もが助けようとしないことから、これはガチなやつだと分かる

SG『寂しくないわけねぇだろ！』

TH『ｯ！！』

SG『冷たいから誰にも興味ないとか…

塩対応だからその人が嫌いとか…

決めつけんじゃねーよ』

SG『俺はAと離れるのは嫌だ』

『！！』

驚いた、

彼までそんなこと思ってくれてるなんて

SG『こいつと一緒にいるのは落ち着くし。

何よりからかいやすいし…

反応がアホっぽくて面白いし…』

ん？

ちょくちょくバカにしてません？

SG『だから、離れたくねーよ。それはお前らと同じ気持ちだ』

SG『きっと、ジニヒョンもナムジュナも。

ホソガだってさみしいと思ってるに決まってる。

それでも口に出さないのはきっと、お前らを余計に悲しくさせるだけだと思ったから。』

SG『お前らだけ辛いとか思うな。

それに、いつまでもグズってるとAだって見送りにくいだろ。

最後くらい笑って過ごそう。

何度も言うけど、これが最後じゃねんだから。

ちょっとお別れするだけだから。な？』

TH『う………ゆ、ゆんぎひょ…ゆんぎひょぉぉん！』

SG『う…わっ！！ちょ、急に飛びつくなよ、重い！痛い！どけ！…って、なっ、ジミナまで……ったく……』

JM『う…ふ……うぅ……』

ぎゃんぎゃん泣き出したくおずたち

小さい細い体で受け止めて、最初は文句言いながらも頭をゆっくり撫でるミンユンギ

それを後ろから優しく見守るほかのヒョンたち

なんか…仲間っていいなぁ…

JH『よーっしゃあ！！今日はご馳走だァァァ！！！』

JN『よしっ！俺に任せろ！！！A！買い出し行ってきて！！』

『え…？』

JN『俺たち外出たらバレるんでしょ。お願いしまーす』

『……何を買えばいんですか…』

JN『えーと…ん～…』

『鍋とかはどう？楽だし、美味しいし、みんなで食べるならこっちのが…』

JN『いいね！そしたら、豆腐と～…──』

TH『A～！アイスも買ってきて！もちろんダッツで！！』

JM『あ、僕も！！』

RM『俺も欲しいかな』

JH『俺もっ！！』

『はいはい。わかりました』

今日くらい、ワガママを聞いてやろうかな

だって今日が、みんなと食べる最後の夜ご飯だから