非日常？？Part2 (ページ21)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:155,773 hit

非日常71日目＊JK ページ21

普通にするって決めたじゃん

Aを好きなのは俺の勝手なんだから

勝手に独占欲出したりするなんて…

JK『はぁ…』

＿ｺﾝｺﾝ

JK『誰？』

『あ、私だけど』

なんで？

『入ってもいい？よね。おじゃましまーす』

JK『は？ちょっ…』

『なに？』

JK『なんで入ってくるの…』

『なんでって…一応私の家だし。それに聞いたら嫌っていうでしょ絶対』

当たってる……

確かに当たってる…けど！

今は会いたくなかった

Aに聞こえるように大げさに溜息をつき、ベッドに戻って潜り込んだ

もちろん、Aに背を向けて

『なんで怒ってるの？』

JK『べつに怒ってない』

『怒ってるじゃん』

JK『怒ってないって』

『怒ってる！！』

JK『違う！』

『じゃあなんでそんな不機嫌なわけ？私なんかした？言ってくれないとわかんないけど！』

JK『何にもしてないよ！何にもしてないからっ！』

俺のこと嫌いなら嫌いって振ればいい

ジミニヒョンが好きならヒョンが好きって教えてくれればいい

何もしてないから引っかかるんだよ

俺に気があるんじゃないかって、少しでも期待しちゃうんだもん

JK『なんかしてよ…もう…』

『はぁ？』

意味わかんないとか呟きながら俺の隣に腰掛けるA

JK『ヒョンのこと好き？』

『え？』

JK『ジミニヒョンとぎゅーしてた』

『あぁ…あれは…』

──────────

JK『ジミニヒョンのお願いを聞いてたぁ…？』

『うん』

JK『…』

『私からしたと思ったわけ？』

JK『…うん』

なんだ、そうだったのか

盛大な勘違い

1人で妬いて1人で怒って

最低じゃん

『確かにパクジミンは可愛いし、天使だし、優しいし、体つきしっかりしてて、いざとなったら男前で、顔が浮腫んじゃったときは子供みたいにワーワー言うところが子供らしくて少し可愛いし…──』

JK『すとっぷ！もういいよ…ジミニヒョンのことは……』

俺の前でその話はもうやめてよ…

『……ップ…くくく…あははは！』

JK『なに…』

お腹を抱えてケラケラ笑い出すA

『ギューしてほしいの？』

JK『…え？』

『してあけよっか？』

JK『…いらない』

『あ、いいんだ。じゃ、下戻っとくね』

JK『えっ』

『ほらギューしてほしいんじゃん』

楽しそうに笑う君

仲直り？出来て良かった…のかな