非日常？？

非日常27日目＊JK ページ27

JK『なんで俺と寝るのが嫌なの？』


『なんでって…普通に考えておかしいでしょ』


JK『どうして普通じゃないとダメなわけ？』


『普通が大好きなの。分かってくれないかもしれないけど』


JK『……』





ぐっと顔をしかめるA


そんなに嫌なんだ



でもそれは…俺が嫌いって事じゃないよね？



俺が意地でもここから動かなければ、一緒に寝てくれる？






JK『俺、ここで寝るから』


『はぁ…子供じゃないんだからさ、』


JK『じゃ、オッパからの命令。ここで寝させて』


『それもそれで嫌だ』


JK『酷い』






動かない俺を見て、イヤイヤって顔をしながらも諦めたように寝そべるA


二人なんていつもの事じゃないのに…


っていいながら





日常…か。





確かに俺がここにいることは絶対日常じゃない





本当だったら、宿舎で俺の大好きなゲームをジミニヒョンとやりながら


ジニヒョンが作ったごま油味のご飯を食べて


ホソギヒョンと踊りの確認して


ユンギヒョンに盛大に無視されて


ナムヒョンに大事なアイドルのポスター破かれて


テヒョニヒョンから頭突き食らって






……







俺の日常っていったい…







でもそれが楽しかったんだ







JK『A、まだ起きてる？』


『…』


JK『寝ちゃった？』


『…なに？』


JK『俺の話聞いてくれない？』


『…いいよ』


JK『ありがと、』








JK『俺も日常好きだよ』


『…それだけ？』


JK『ううん、違う。結構前から、それが壊れたんだよね』







いつも通り帰ったある日の事だった







ポストになにか入ってたから、取り出してみた







【防弾少年団 黄金マンネ チョンジョングク様】







これを見て、


まさかアーミー？住所バレた？って思った






そんな軽い考えで封筒を開けると、なにかキラリとしたものが見えた







JK『カッターの…刃…？』







切らなくてよかった…


それと同時に、


これ、かなりやばいやつなんじゃ…


って冷や汗が出たのをまだ鮮明に覚えてる

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