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「……あ、お前」
「…こんばんは」
仕事帰りにふと寄ったBAR《eight》
Aが連れてきてくれたとこ
「この間はすんませんでした」
「あぁ…別に」
目の前でグラスをふきふきしてるすばるさん
その仕草を含め、目でじーっと見てるとふと綺麗な瞳と目が合った
二重、めっちゃ綺麗やん
「なんや」
「あ、いや。ジントニックください」
「…お前その酒好きなん？」
「え…？」
無意識だった
Aが飲んでたなぁ、とか、考えてたんやろか
「この酒、A好きやねん」
「前も飲んでましたもんね」
「…下の名前なんて言うん」
「忠義です」
「ふーん」
コトッと置かれた酒を少し飲む
ぐるりと店内を見てみるけど、今日は客はあまりいない
Aも然り
「今日はA来ぉへんで」
「え？」
「あいつ、基本金曜日しか来ぉへんねん」
「そ…うですか」
なんで知ってるん
そんな何回も来てるん？
その度に抱いてたりするん？
仲良さげなのはすぐ分かった
ただのマスターと客の関係やないのもわかった
ただ、付き合ってるわけやないってのも
2人は何回、体繋げたん
なんか、気持ち悪いな
心の中がモヤモヤして気持ち悪い
「ふは、お前わっかりやすいなぁ笑」
すばるさんが隣に座る
前回もAの隣座っとったけど
隣に座るのってここの店の普通なん？
「わかりやすいって、何がですか？」
「お前の心ん中」
「まだすばるさんと会って2日やないですか」
「すばるでええよ」
「じゃあすばるくんで」
すばるくんはフッと鼻で笑わうと、衝撃的な言葉を言い放つ
「大倉、お前Aに惚れてんねやろ」
「は…？」
すばるくんの言葉は俺をフリーズさせた
「気づいてないん？すんごい顔に出てると思うけど」
あったりまえのようにつぶやく、妙に楽しそうなすばるくん
対して俺は軽く動揺して
ツルッ
バシャッ…
「あ！うわすんません！！！」
「ええて。座っといて」
持ってたグラスを滑らせてを隣に座るすばるくんを酒まみれにしてまう始末
え、俺Aに惚れてるん？
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しろ(プロフ) - スマホの画面の前で百面相してます((、とっっても面白いです！！！更新楽しみにしてます！！！久々に胸がギューってなる感覚に襲われてます！！！！ありがとうございます！！！！！ (2019年8月4日 1時) (
レス) id: 2553ba5fcd (このIDを非表示/違反報告)
応援人(プロフ) - おおお！！面白い方向に向かっている！！頑張ってください！ (2019年6月1日 22時) (レス) id: 88d2144e7b (このIDを非表示/違反報告)
碧結(プロフ) - 応援人さん» コメントありがとうございます！！面白いと言われるとなんだか照れくさいですね笑 これからも楽しんで貰えるよう頑張ります！！よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年5月26日 0時) (レス) id: e413d80d5c (このIDを非表示/違反報告)
応援人(プロフ) - 面白いです！わたしは基本的に自分の名前が出てくる小説は読まない派だったけれど、この小説…どんどん進みます！面白い！面白い！面白いです（大事なことなので3回言いました） (2019年5月25日 18時) (レス) id: 88d2144e7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧結 | 作成日時：2019年5月21日 12時
