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眩しくて目が覚めた
隣にもうAはいなくて
テーブルにはここのホテルの宿泊代のきっちり半分が置いてある
「はぁ…」
思わずため息がこぼれた
昨日のことが夢のように思える
変な1日やった
4年間の片想いが呆気なく終わったと思えば、ふらりと現れた女のコに流されに流されて
《忘れさせてあげよーか？》
Aの言葉がぼんやり頭を流れた
七瀬のことを完璧に忘れた訳やない
けど
辛さが薄まったような…そうじゃないような…
今は朝5時半くらい
5時半！？
あいつ何時に帰ったん！？
昨日結構ヒートアップしたつもりやってんけど…
とりあえず服を着て、ホテルを出て家に向かう
にしても
A、なんであんなかたくなに帰らんかったんやろ
家ないわけないやんな？
「ん？あれ！？大倉か？」
「え？あー！横山くん！？」
「おー、ひっさしぶりやな」
「さらに白くなった？」
「なわけあるかい。ヒナには焼けた言われてんけどなぁ…。そんな白いん俺」
「そんなも何も無いやろ？もう幽霊やん」
「何やねんお前……」
高校の時の先輩の横山くん
バスケできてカッコよかった横山くんは数年たってもかわらずかっこええまんまや
「なんでこんな朝早くに外おるの？」
「んー、ヒナにな、最近運動してへんのバレてん」
「え…ヒナちゃんに？」
「言うてへんかったっけ？俺今ヒナとしぇあはうすしてんねん」
「へぇ！」
高校生の時から仲良かった村上先輩
ヒナちゃんが横山くんとシェアハウスて…
よくOKもろたな、横山くん
まぁたしかに昔っから仲だけはよかったけど
「ほんまは俺も夜走りに行きたかってんけどな、あいつ思いっきし叩くねん！」
「でっかい声で起きろだのなんだの言うて、5時ぴったりに起こされたわ」
「ランニングするからヨコも来いって言うて命令すんねん。ついて行かへんかったらしばかれるやん。行くしかないやん！」
嫌々話してるつもり…、なんやろな
頬、思いっきし緩んでますけど
「なんだかんだストイックなヒナちゃん好きなんやろ。てことは置いてかれてんねや横山くん」
「あいつ速いねん…」
「あ、せや大倉。今日夜一緒食べへん？」
「行く」
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しろ(プロフ) - スマホの画面の前で百面相してます((、とっっても面白いです！！！更新楽しみにしてます！！！久々に胸がギューってなる感覚に襲われてます！！！！ありがとうございます！！！！！ (2019年8月4日 1時) (
レス) id: 2553ba5fcd (このIDを非表示/違反報告)
応援人(プロフ) - おおお！！面白い方向に向かっている！！頑張ってください！ (2019年6月1日 22時) (レス) id: 88d2144e7b (このIDを非表示/違反報告)
碧結(プロフ) - 応援人さん» コメントありがとうございます！！面白いと言われるとなんだか照れくさいですね笑 これからも楽しんで貰えるよう頑張ります！！よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年5月26日 0時) (レス) id: e413d80d5c (このIDを非表示/違反報告)
応援人(プロフ) - 面白いです！わたしは基本的に自分の名前が出てくる小説は読まない派だったけれど、この小説…どんどん進みます！面白い！面白い！面白いです（大事なことなので3回言いました） (2019年5月25日 18時) (レス) id: 88d2144e7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧結 | 作成日時：2019年5月21日 12時
