序の回 30 ページ30
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エレベーターに飛び乗り、ヒールが折れそうなほど走った。
こんなに走ったのは学生時代の体育以来じゃないのか。
乱れる呼吸も、火照る体も気にせず走る。
髪はグシャグシャで、汗まで出てくる。
それでも走って、その傍らで器用にスマホを弄る。
「っ、なんで出ないの...」
二宮との電話が繋がらず、苛立った声を出す。
しかし目の前に停車中の空車のタクシーを見つけ、乗り込んだ。
「出して下さい」
荒い息を整えるより先に二宮のマンションの住所を告げる。
タクシーが走り出し、ふぅと背もたれに体を預けた。
しかし二宮から連絡はない。
やがて見馴れた景色が見え、二宮のマンションが顔を出した。
運転手にお金を渡しまた走り出す。
何度かインターフォンを鳴らすが応答なし。
ドンドンと扉を叩いた。
「和！！開けて！！居ないの！？」
ドンドンと何度か叩くと、そっと扉が開いた。
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気まずいコンビ - 戸田恵梨香好きだったんだけどな誠か？嘘か？わからないけど雛ちゃんと付き合ってた何てものすごい衝撃的にショックを受け傷ついた (2016年9月10日 3時) (
レス) id: e19226b261 (このIDを非表示/違反報告)
氷天(プロフ) - ドラマのSPECもファンだったのでとても個人的に嬉しい作品です！！面白くて続きが気になります！！更新頑張ってください！ (2016年8月11日 14時) (レス) id: 18e95be271 (このIDを非表示/違反報告)
涙華 ｡.:* *゜(プロフ) - 凄い文才ですね…読んでて楽しいです。更新お待ちしております (2016年5月15日 8時) (レス) id: efcfc14a9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆらりん(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！続きがとても気になります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))更新頑張ってください！ (2016年4月30日 21時) (レス) id: e98542d643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷちーの
| 作成日時：2016年4月29日 18時
