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思い切って聞いたのに、なんてことない感じでにっこり笑った彼女は、他人行儀に会話をかわし、
メシの誘いもさらりと断り、しまいには土曜は家の用事があるなんて言い出した。
マジ･･･かよ。
おい、見合いは行かねえって･･･
焦る俺をよそに、
「状況なんて、刻一刻と変わるんですよ。」
って言って、階下に降りるつもりなのか、すっと立ち上がった彼女の手首を思わずグッと掴むと、
俺をじっと見つめたまま、
「離してください･･･」
そう言った彼女に、怖くてたまらない･･･そんな気持ち、いつぶりだかわかんないけど、
「もう･･･俺のこと、嫌いになった･･･？そんなに･･･許せねえの？」
吐き出すようにそう聞くと、
泣きそうになりながらもぐっとそれをこらえるように、今の気持ちを一言一言を紡いでいた彼女は、
「だから･･･それが解決するまでは、私は部長の彼女ではなく･･･ただの部下の一人です。」
って、言った。
その言葉を聞いて、目の前が真っ暗になったような気がして、思わず俺が手を緩めると、
その後はもう、俺のほうなんて振り返ることもなく、反対側の手首を撫でながら、彼女は会議室を出て行った。
俺は俺で、そんな彼女の後姿をぼーっと見つめたまま、力なく椅子に座ると、そのままがっくりとうなだれて、
“彼女じゃ、ない。”
その言葉ばかりが頭の中をぐるぐるとまわっていたけれど、
立ち上がることもできなくて、会議室のテーブルにガバッと突っ伏すと、
「はッ･･･涙も出ねえよ･･･」
そうヒトコトつぶやいて、そのまま、ゆっくりと、目を閉じた。
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どのくらいそうしてたんだろう･･･
「ねえ･･･セキュリティかけたいんだけど(苦笑)」
ふと入り口から聞こえてきた声に、顔を上げる。
「なにそのひっでえ顔(苦笑)」
入り口に手をついてこっちを見てそう言ったのは、誰でもない松潤で、
「もう、下･･･誰もいないよ？俺が最終退出者･･･つか、翔くんが全部戸締りしてくれるっつーんなら、俺、もう帰るけど。」
部屋には入って来ないまま、そう言った。
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ゆん*(プロフ) - 若菜さん» 私も見習わねば（笑）ライブ、すごい倍率なんですってね？その分、こちらの翔くんで心を潤していただけたら嬉しいです！！こちらこそ、いつもどうもありがとうございます☆ (2014年12月7日 18時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» 決戦の時も、終了〜。あとは甘翔一直線でーっす♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - vamkameさん» 女性ホルモン、翔くんの心拍数とは反比例して上がり続けますように☆ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - メリーさん» ソファに並んで映画（笑）ぜひとも間に挟まれたいです♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しょうこさん» キュン、ありがとうございまっす！無事オシオキも終わりです。甘翔をお楽しみくださいねー。 (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年10月31日 23時
