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突然の、でもはっきりと拒絶の意思を含んだ
“キスしたくない”
という言葉に、ただただひたすらショックを受けて、あとの言葉が耳に入って来ない。
だけど、このままじゃダメだ、って･･･直感的にそう思った俺は、
彼女の頬をぎゅっと包み込んで、自分のほうに向かせると、今俺が伝えることができる精いっぱいの気持ちを･･･言葉にした。
俺にはおまえだけなんだよ･･･
おまえ以外のオンナなんて、俺には何の意味もないんだよ･･･
感情が昂ぶってきて、自分でも声が震えてるのがわかる。
それでも、
「だからって･･････俺とキスしたくないとか･･･言うなよ･･･。」
「そんなこと･･･言わないでくれよ･･･」
頼むから、俺のこと、見てよ。
いつもみたいにかわいい顔で笑いかけてよ。
大好き、って･･･言ってくれよ。
A･･･
頼むよ。
俺のこと、拒否しないでくれよ･･･
そんな俺の願いもむなしく、俺の腕が緩んだ隙に、俺を押し返した彼女は、
「ごめんね･･･しばらく、来ない。」
そう言って、キッチンから出て行き、
呆然と立ち尽くす俺の耳に、玄関のドアが閉まる音が聞こえたのは、
それからすぐのことだった。
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追いかけるなら、今じゃねえの？
そう思った。
でも･･･
「追いかけて、捕まえて･･･なんて言えばいいんだよ･･･」
がっくりとうなだれたまましばらくキッチンに立ち尽くしていた俺が、
どれくらいそこにいたのかはわからないけれど、ふと顔を上げると、
カウンターには、彼女が棚にしまおうとしていた2つの丼が重なって置いてあって、
それを見て急に悲しい気持ちに襲われた。
A･･･
こんな状態でも、浮かんでくるのは彼女の笑顔ばかりで･･･
だけど、最後に見た泣き顔が忘れられなくて、結局笑顔は全部泣き顔で打ち消されてしまう。
ハァ･･･
誰もいないキッチンに大きく響き渡るほどのため息をついた俺は、
「とりあえず･･･治さねえとな･･･」
ひとりポツリとつぶやいて、重い足取りで寝室に向かうと、そのまま布団にくるまった。
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ゆん*(プロフ) - 若菜さん» 私も見習わねば（笑）ライブ、すごい倍率なんですってね？その分、こちらの翔くんで心を潤していただけたら嬉しいです！！こちらこそ、いつもどうもありがとうございます☆ (2014年12月7日 18時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» 決戦の時も、終了〜。あとは甘翔一直線でーっす♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - vamkameさん» 女性ホルモン、翔くんの心拍数とは反比例して上がり続けますように☆ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - メリーさん» ソファに並んで映画（笑）ぜひとも間に挟まれたいです♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しょうこさん» キュン、ありがとうございまっす！無事オシオキも終わりです。甘翔をお楽しみくださいねー。 (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年10月31日 23時
