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それからの俺は、とにかく何事もなかった風を装うのに必死で。
それなのに、彼女は俺の隣にちょこんと座って俺を見上げて何か言いたげな顔をしてる。
それは一回限りじゃなくて、メシ食ってる間に何度も俺のことをチラチラと見てくるから、
『ああ･･･これ、様子伺われてるな･･･』
って、ますます気分が落ち込んだけど、そんな落ち込んだ気分に反比例するように、俺は饒舌になっていった。
だけど、前菜、ポタージュ、魚料理とコースが進むに連れて、俺の胸はどんどん苦しくなっていく。
隣で楽しそうにしている彼女が愛おしくてたまらないのに、同じくらい胸が締め付けられて限界に達しそうになったとき、
松潤がメインの肉を仕上げるために席を立ったから、むりやりついていってキッチンに入った。
「･･･で？どうしたの？」
ほら。こいつはなんでもお見通して、めんどくさい説明とか説教とかそんなもんすっ飛ばして、俺が欲しい言葉をくれる。
「振られた･･･」
ハアッとため息をつきながら俺がそう言うと、
「はあっ？」
何もしなくても存在を主張している目を更に大きく見開いて、俺を見る。
「俺とは結婚なんて･･･考えてない、って･･･」
そう言って、無意識にテーブルに突っ伏すと･･･
「わああーーーー！」
手の先に触れたボウルがひっくり返りそうになって、思わず大声を出してしまった。
それから、松潤を巻き込んでボウルやら肉やらを救うべく奮闘していると、
「ちょっと！大丈夫？(笑)」
って、彼女の姉ちゃんが飛んできて、
「ご覧の通り、大丈夫じゃねーよ(苦笑)」
ベトベトになった手を見つめながら苦笑いをした俺に、彼女は、
「大丈夫じゃないのは･･･手じゃなくて、こっちじゃないの？」
って･･･俺の胸を軽くグーでパンチした。
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ゆん*(プロフ) - 若菜さん» 私も見習わねば（笑）ライブ、すごい倍率なんですってね？その分、こちらの翔くんで心を潤していただけたら嬉しいです！！こちらこそ、いつもどうもありがとうございます☆ (2014年12月7日 18時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» 決戦の時も、終了〜。あとは甘翔一直線でーっす♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - vamkameさん» 女性ホルモン、翔くんの心拍数とは反比例して上がり続けますように☆ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - メリーさん» ソファに並んで映画（笑）ぜひとも間に挟まれたいです♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しょうこさん» キュン、ありがとうございまっす！無事オシオキも終わりです。甘翔をお楽しみくださいねー。 (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年10月31日 23時
