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廊下を歩いていると、ドアが閉まりきっていないのか、ふたりのかすかな会話らしい声が聞こえてきた。
最初は小さすぎて何を言ってるのかは分からなかったけど、
部屋に近づくに連れてその声は聞き取りやすくなってきて、突然はっきりと耳に入ってきた。
「そもそも、翔くんとあんたって、結婚の話とか、しないの？」
って言う彼女の姉ちゃんの言葉にもびっくりしたけれど、
その後すぐにもっと大きな声で聞こえてきた、
「あのねえ！私たち、付き合い始めてまだ2週間だよ？結婚？そんなこと、考えてるわけがないでしょ？冗談もほどほどにしてよ！」
彼女がイラッとしたように吐き出した声の荒さはもとより、言葉が脳に到達してその意味を理解した瞬間、
鈍器で頭を殴られたようなショックに見舞われて、足が止まった。
そりゃ、そうだよな･･･
付き合い始めてすぐに結婚なんて･･･冗談じゃねえよな･･･
そっか･･･Aにとっては、俺ってまだその程度なんだ･･･
その言葉の意味に、改めてショックを受けていると、
「翔くーん。ふたりに声かけてくれた？」
廊下の反対側から松潤の声がして、ハッと意識を戻した俺は、
「あ･･･ああ、今、声かけるとこだった。」
松潤に短く返事をした後で、気を取り直してドアを軽くノックして、
「そろそろメシできるってさ。」
って、至って冷静に声をかけた。
幸いなことに、俺と彼女たちの間にはドアがあったから、今、俺がどんな顔をしてるのかなんて見られなくて済む。
返事を返してきた彼女の姉ちゃんに、
「よろしくー。」
と外から声をかけてリビングに戻ると、俺はラグの上にドカッと腰を下ろして、がっくりとうなだれた。
「どうしたの？(苦笑)」
カラフルな皿をテーブルに並べながら、松潤が不思議そうに俺を見たけれど、もうじき彼女たちがやってくるのに、話せるわけがない。
「いや･･･ま･･･あとで話すわ。」
そう言って短く伝えてハアッとため息をついたのとほぼ同時に、彼女たちがリビングに入ってきた。
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ゆん*(プロフ) - 若菜さん» 私も見習わねば（笑）ライブ、すごい倍率なんですってね？その分、こちらの翔くんで心を潤していただけたら嬉しいです！！こちらこそ、いつもどうもありがとうございます☆ (2014年12月7日 18時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しずくさん» 決戦の時も、終了〜。あとは甘翔一直線でーっす♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - vamkameさん» 女性ホルモン、翔くんの心拍数とは反比例して上がり続けますように☆ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - メリーさん» ソファに並んで映画（笑）ぜひとも間に挟まれたいです♪ (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - しょうこさん» キュン、ありがとうございまっす！無事オシオキも終わりです。甘翔をお楽しみくださいねー。 (2014年12月7日 18時) (レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年10月31日 23時
