◎22 ページ22
.
黄「おはよ、A」
貴「淳太おはよ」
次の日から淳太が車で迎えに来てくれて、
一緒に会社に行って、時間が合えば帰りも一緒。
つい昨日まで想像もしてなかったことで、昨日の夜は信じられなくて全然寝付けなかった。
朝、淳太の車に乗って、
「わたし、淳太と付き合ってるんや」って
やっと実感した。
こんな幸せな毎日がこれから続くんだって考えただけで心がふわっと暖かくなる
黄「…夢みたいやわ」
貴「ん？」
黄「Aとさ？こーやって付き合って、一緒に会社行って、って。」
貴「わたしも、本当幸せ…」
黄「ふふっ、朝から可愛ええな、ほんま」
そういって信号で止まったとき
ふわって笑いながら大きな手を私の頭にのせた
そんな些細な事でさえ、慣れてないわたしはきゅんってして少し頬が赤くなってしまう
黄「…あ、せや、濱ちゃんにも報告せんとな」
貴「せやね、相談乗ってもらってたから、私から報告してもええ？」
黄「ん、ええよ。濱ちゃんに相談してたん？」
貴「うん、ちょっとね笑」
信号が変わり
ふーん、と目線を前に戻した淳太。
ちょっとムスッっとした顔。
貴「……やきもち？」
黄「なっ！アホちゃう！？」
貴「ふふっ」
そんなやり取りをしてると
あっという間に会社の前につき、
黄「帰り、連絡するわ」
貴「おんっ、じゃあまたね？」
黄「おう、頑張れよ！」
いつもより少し早い時間だから、噂好きの同僚はまだ来てなくて、淳太と一緒に来た所を見られなくて良かった、とホッと胸をなでおろす。
……でも、少しだけ、
誰かに見られてないかな、
なーんて、思っちゃう。
付き合ったことを誰かに言いたい、なんて
久しぶりの感覚にどうしたらいいかわかんない
どことなく、ソワソワしたまま
１日の仕事を終えて、スマホを見ると
淳太から
「表にいる」と10分前くらいに来ていた
急いで荷物をまとめて会社の正面に行くと
見慣れた淳太の車。
助手席の窓をコンコンっとノックすると
何やら難しい顔してスマホをいじっていた淳太が
大好きな笑顔で振り向いて、運転席から体を乗り出し助手席のドアを開けてくれた。
貴「おまたせ」
黄「なんもやで、お疲れさん」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かおり(プロフ) - 久しぶりに占ツクを開きました。続きが読みたい！更新、楽しみに待っています。 (2018年1月3日 19時) (
レス) id: 640a729e91 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 大好きな2人なので！早く続きが気になります！笑笑 (2017年10月2日 16時) (レス) id: ebfc3eea64 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 昨日初めて読ませてもらったのですが、とても面白くて一気読みしました！これからも無理のないペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています(^^)v (2017年9月3日 9時) (レス) id: 1468dc519d (このIDを非表示/違反報告)
咲羅(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！このお話し切なすぎて泣いちゃいそうです。これからも更新頑張ってください！！ (2017年7月25日 17時) (レス) id: 16daf3422a (このIDを非表示/違反報告)
な っ つ ん .(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！もう�陲舛磴鵑�切なすぎて…。これからも楽しみにしています！！ (2017年6月26日 22時) (レス) id: afa2549684 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆう
| 作成日時：2017年6月12日 9時
