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((ピンポーン))
貴「あれ？」
外から見た時も思ったけど、
明かりがついていないし
中からの反応もない。
早く着きすぎちゃったかな…？
そう思いつつ、ドアノブに手をのばすと
ガチャ…
貴「開いてる…？」
なんや、おるん？
ちらっと中を覗くと
やっぱり電気がついていない。
だけど濱ちゃんの靴はある
貴「はまちゃーん？寝てるんー？」
靴を脱ぎ、部屋の中に入った瞬間
パーン！！！
貴「っひゃぁ！！！！」
「「誕生日おめでとう！！！」」
パチ、パチ、と電気がつき
眩しくて思わず目を瞑る
貴「え？え？な、なに？」
紫「えっ、まさか忘れてたん？」
黄「やっぱりな笑」
貴「…あ、」
淳太の事で頭がいっぱいで
すっかり忘れてた。。。
今日…誕生日だ、
貴「あり、がと…っ！」
紫「わわわっ、泣くなやぁ！」
黄「泣くほど嬉しかったん？笑」
そう言って頭にぽんっと手をのせる淳太。
ふわって私の大好きな笑顔で微笑んでくれる。
わたわたしてた濱ちゃんも
ふにゃって笑って「ほなご飯食べよか」って
手を引いてくれる。
2人に久しぶりに話したせいか、
淳太との気まづさが無くなったせいか、
引かれた濱ちゃんの手が暖かかったせいか、
ぼろぼろと大粒の涙が
溢れて止まらない、
リビングに入ると、
2人が作ってくれた豪華な料理が
テーブルいっぱいに乗ってて
私の小さい頃から大好きなケーキ屋さんの
ホールケーキもあって
余計に涙が止まらない、
黄「ほら、泣くな〜」
紫「ほらほら、乾杯するで！」
貴「っうん、！」
2人の笑顔も久しぶりに見た。。。
あぁ、この2人と幼なじみでよかったなぁ…
.
.
.
みんなお酒がすすみ
ほろ酔いになった頃、濱ちゃんが
煙草を吸いにベランダに出た。
部屋に淳太と2人きり、
なんとなく気まづくなってしまう…
少しの間流れた沈黙を破ったのは
大好きな、淳太の声
黄「なぁ、この後話しあんねん。
……一緒に帰らへん？」
貴「う、うん…」
話ってなんだろう、
と思いつつもどこか期待してしまう私の心。
まさかの事が起きるとも知らずに。
.
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かおり(プロフ) - 久しぶりに占ツクを開きました。続きが読みたい！更新、楽しみに待っています。 (2018年1月3日 19時) (
レス) id: 640a729e91 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 大好きな2人なので！早く続きが気になります！笑笑 (2017年10月2日 16時) (レス) id: ebfc3eea64 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - 昨日初めて読ませてもらったのですが、とても面白くて一気読みしました！これからも無理のないペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています(^^)v (2017年9月3日 9時) (レス) id: 1468dc519d (このIDを非表示/違反報告)
咲羅(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！このお話し切なすぎて泣いちゃいそうです。これからも更新頑張ってください！！ (2017年7月25日 17時) (レス) id: 16daf3422a (このIDを非表示/違反報告)
な っ つ ん .(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！もう�陲舛磴鵑�切なすぎて…。これからも楽しみにしています！！ (2017年6月26日 22時) (レス) id: afa2549684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2017年6月12日 9時
