63 、阿保である 2 ページ20
その少女が危険因子であることを自分で体感した。
安吾の背中には冷や汗が伝った。
「貴方は、生きていて辛くないのですか?」
「どう見えます?」
人生を楽しんでおり、気ままに暮らしているように見えるとはいいずらい。
「……よくいわれることをいいますね。
なんでそんなにヘラヘラ笑ってるのかわからないよ。
悩みなんてなさそうで、てかっバカで羨ましいわ。
だ、そうです」
「ええ、そう見えます」
私にはきっと、自分以外の人間は毒素なのだろうか。
話していると駐車場に着いた。そこには何故か太宰さんもいた。
「あー!!太宰さんだ!皆さん探してましたよ」
太宰はこちらに手をハラハラとふる
「安吾ー!!私も乗せていってくれ給え」
安吾さん呆れてるよ……てか、どっから現れたんだ!
二人は親しく話していた。そこに私は、いてはいけない気がした。
一人がいいなぁ。やっぱり……
暗示のようにわたしの頭で繰り返される言葉がある__________
笑え。人畜無害を演じろ。馬鹿でいろ。
この言葉はわたしのオマジナイかもしれない。
二人が車に乗り込んでいったので慌てて追いかけた。
太宰さんと私が後部座席に座ると安吾さんは話しかけた。
「太宰くんは何故彼女を探偵社に招いたんですか?」
私も気になってきた。
太宰さんはヒミツさ!などと誤魔化した。
私はいつまでもつのかな?不思議に思う。
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yugi 0434(プロフ) - レッドウルフさん» お互い頑張りましょう!最近ちょっとネタ切れそうで崩壊してますがなんとか完結までお互い持っていきましょう! (2019年10月6日 21時) (レス) id: f794466f2f (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - yugi 0434さん» いいえ!レス、ありがとうございます!面白いといっていただけてとても嬉しいです!お互いに頑張りましょうね! (2019年10月6日 18時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
yugi 0434(プロフ) - レッドウルフさん» 感想ありがとうございます!返信が遅くなってしまいすみません(泣)小説読ませていただきました!ツッコミ所が多く、そうきたか!っていう展開がとても面白かったです!! (2019年10月6日 13時) (レス) id: f794466f2f (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - とっても、面白かったです!夢主ちゃんの空気読まない感じイイ……私も文ストの小説書いてるんです!よかったら見てみてください!……駄作ですが。(泣) (2019年9月20日 22時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yun 0434 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/profile
作成日時:2019年8月31日 20時