愛を囁いて

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DH side




また出会えた


もう会えないんだと思った



あの時、なぜ連絡をしなかったのか

あの時、なぜ逃げたのか

あの時、なぜ彼女のそばにいてあげられなかったのか



考えれば考えるほど後悔の文字



最初は気がつかなかった


ヒョクが可愛い子と話してるな、くらいしか


そばに行って名前を聞いてハッとする



DH「A、、？」





また彼女に出会えたのは神様のおかげだと思った

今度は絶対に彼女から離れないように

僕がそばで見守っててあげるんだと。




まだレンと付き合ってるのも、相変わらずドンヘさんって少し小さい声で呼ぶ彼女も

なにも変わらなかった


彼女が少し大人びて、綺麗な人になってて驚いたくらい



変わらない彼女の声でドンヘさんって呼ばれるのも

前よりか少し明るく僕と話してくれることも

前よりも、近い距離にいる彼女も。



全てが嬉しくて仕方ない


仕事中も終わった後もすぐに携帯を見て連絡をする

自分の口元がそんなにも緩んでいることも知らずに







EH「(名前 )のことどう思ってるの？」



突然ヒョクに言われたその言葉


どう思ってるのか、、
自分でもよくわからない



確かなのは、僕の隣で笑っていて欲しいと思う


それを好きというなら、好きなんだと思う


だけど、僕がAの彼氏には慣れない気がする


気がするんだ。






DH「A？今からご飯行こうか」

EH「は？！僕も行く！！！」


携帯からは彼女の笑い声

隣にはすぐ支度を始めるヒョク






うん、やっぱり僕はAの彼氏の役じゃない






DH「運転よろしくねヒョク」

EH「はあ？仕方ねーな」




レンとAの恋のキューピッドを僕がしてたなら、

別れるときも僕が必要だと思う









そして、Aの次の恋のキューピッドも




きっと僕の役目になりそうだ。

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