嫌いじゃないけど苦手です (ページ25)

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AK『もう離れたりしないから、急に居なくなったりしない！だからずっと一緒に、私まだAが好きなの、愛してるの』

なんだよ、変わってないじゃん、

『違う、僕があゆかを怖がるのは居なくなったからじゃない、』

AK『え、じゃあ、なにに？怒らないから、私治すから』

ちょっと期待した自分を殴りたい、

『いいよ、治さなくて、僕もう無理なんだ、』

そう、あゆかのせいで女性を愛せなくなった、かと言って男性を好きになったこともない

きっともう人を好きになる事はない

AK『無理って』

『あゆかのせいだよ！もう、僕はあゆかを好きになれない！！僕をこうしたのも全部お前だよ！』

あ、やってしまった、

バチンっ、

AK「何よ！私が悪いって言うの！」

痛っ、もういっその事全部言っちゃえ

『そうだよ！そーやって自分が少しでも悪く言われるとすぐ叩く、不満が溜まればまた叩く全然僕の話は聞かないし過度な束縛ばっかしてさ！』

AK『やだ、Aだけは私を嫌わない、Aだけは何をしても許してくれるの！』

『そんな都合のいい話あるわけないだろ！』

そうやって怒鳴るとあゆかの動きが止まる、

我に返ったかのように僕を見ると

AK『はっ、ご、ごめん、私が悪いの、許して、愛してるよA』

『またこれだよ、あゆか、病院変えな、まだあゆかは治ってない』

AK『私病気じゃない、きっと、Aが傍にいてくれれば、』

『違う、僕はあゆかの傍にはいない方がいい、僕があゆかを悪くしちゃうから』

だって、僕と居ない時の方が普通で居れるでしょ？
実際今まで職いついて普通に働いてるんだもん

AK『なんで、私が嫌いなの？』

『そうだよ！』

AK『っ、』

『僕達は一緒にいちゃいけなかったんだ』

AK『A、』

『もう二度と会いたくない、ごめん、さよなら』

AK『A、ごめんね』

『それは何に対して？』

AK『え、』

『気持ちのこもってないごめんねは要らないから』

震える体を抑えながらみんなの元へ戻る

これで終わったんだ、

JM「ヒョン！」

ジミンが驚いた顔で走ってきた

頬を撫でられる

あ、僕泣いてるんだ、そういや震えが止まんないや、