幼なじみ？腐れ縁の間違いです (ページ42)

今日:10 hit、昨日:10 hit、合計:87,599 hit

塩４１ページ42

・
録音終了

『お、おばさん‥好き…愛してる‥』
温かい言葉に涙腺がめちゃめちゃ緩んだ
優しいなぁ‥

ぷるぷると震えていると、何故か横から圧を感じる

YG「‥俺は？」
ちょ、表情管理！
いや、怖い怖い顔が怖いよ

『ユンギもサランヘー』

YG「なんか適当じゃん‥」
不満そうな顔で迫ってくるな！あと文句も言うな！
前にも言ったでしょうが！

baan you winner!! Hooooooo oh yearr!
JK「全員制覇ァ！」

人が変わったようにジョングク君が荒ぶっていらっしゃる
ていうかゲームの英語の発音いいな‥

YG「‥腹減った。カップ麵ある？」
ふてくされていたユンギが、急に重い腰をあげてよたよたと歩き出した

『あー‥確か右の棚の、下にトマト麺があるよ』
YG「下ってどこだよ‥っと。あった」

お湯を沸かしながら箸を出している
いちいち動きがおじいちゃんぽいんだよな‥

YG「おい。なんか失礼なこと考えただろ」
う。勘が鋭いな、エスパーかよ

『べっつにぃ～ユンギ君まじ天才～としか思ってないしー「嘘つけ」』

何かぶーぶー言ってるけど無視しよ((

もう１２月３１日、大晦日かぁ
早いな～

元旦は流石に両親もいるし、寂しくはない‥はずなんだけどな

騒いでるこいつらを見てたらなんか、ミン家に遊びに行きたくなった

いいかな‥行っちゃう？

おばさんのお墨付きだし、どうせあっちに私の服あるし…行っていいかな？

・・・・・

よし、行っちゃおう
初詣でもどうせ一緒だし、行っちゃお

『ユンギー』

台所で麵をすすってるユンギに叫ぶ
ほんとはジョングク君にも言いたいけど、ゲーム中は話しかけちゃだめだからね

YG「ん？！んむんぅわん？」(訳：んなんだよ)

『私、年越しユンギんちでするわー！』

YG「ん！んんぇん？！んーんんｎ！」(訳：えまじでいーじゃん)

you kill so nice hooooo!

JK「え、ヌナうちに来るんですか！やったーー！！」

ゲームで無双していたジョングク君が帰ってきた(リアルの世界に)

『じゃあそうと決まればぁ！』
リビングの中央に仁王立ちし、叫ぶ

JK「れっつらーごー！」

トマト麺をすすっているユンギを置いて、手早く外に出る準備をする

YG「？！んむ、んむむんんんむ？！」(ちょ、置いてくつもりか)
騒いでるけど無視

JK「じゃ、お先に～」
ゲーム機を片付けたジョングク君と共に、寒い寒い外に出た

『あ、ユンギ！合鍵で戸締りしといてー』

YG「んむむむんなんむぅ！」(ふざけてんじゃねぇ)