幼なじみ？腐れ縁の間違いです (ページ25)

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塩２４ページ25

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SN「‥Aと二人でデートの予定だったんだけど…なんでユンギ君がここにいる訳？」

YG「うるせぇな。今のAと俺は一心同体なんだよ。離れると死ぬから」

SN「え、まじで？A大変だね…」

駅前に三人で集まってる
午後一時に約束してたから、午前中はずっとゲームでユンギと対戦してた

で、今はサナとユンギが謎の口論を繰り広げてる真っ最中です
君たちさ、団結して私を馬鹿にしてると思ったら今みたいに口論したり忙しいね？！

『ちょっと待て。色々とツッコませろ』

ちなみに私はフード付きパーカーにショートパンツ、レギンスとスニーカーを履いてる

ユンギは私とおそろいのパーカーとダメージジーンズ
(私のオンマが勝手におそろいで買ってきたのを、ユンギが気に入って着てる)

サナは白いレースのワンピースを茶色いベルトで引き締めて、ふわっとカーディガンを羽織ってる

控えめに言ってめちゃめちゃ可愛い。結婚してぇ

『まず、ユンギは嘘つくな。変なことをサナに吹き込まないでくれる？！あと、サナも何で信じた？
離れたら死ぬとか＿＿＿ごめん、私は死なないけどユンギは死ぬわ』

YG「嘘じゃねえし。てか後半認めたじゃん」

SN「冗談よ冗談。ところで、おそろのパーカーとか自慢ですかユンギ君？自慢ね？」

サナさん、目が怖い。目が
せっかくのきゅるきゅる美少女なのに、怖い顔しないで

YG「自慢って何が？Aのおばさんが買ってくれたから着てるだけだけど？」

SN「チッ(マウント取られた‥しっかり男避けってことね。絶対確信犯だわ)」

サナは舌打ちしても可愛いな((

てか、私がパーカー着たらユンギも急に元々着てた服脱いで着替えなおしたんじゃん
私のパクリじゃん

『とりあえず私のサナが可愛いってことで話まとめるね。さーカフェ行こ』

YG「なんでだよ。‥チッ分かったよ」

SN「(ドヤ顔)」

左手でサナと手をつなぐ
ふふ、サナは可愛いからね、ナンパされないようにしないと

YG「‥」

？
無言でユンギが右手を掴んできた。

まあ、人混みもすごいしいいか。
‥‥しっかり指を絡ませてきたのは、手慣れてるな

こっちを見て(というかサナを見て)にやにやしてる男どもは、私がしっかり睨んでおいた
ふん、今回はユンギという最強のお供がいるからね！

『用心棒、頼りにしてるぜ』

ハードボイルドの声でユンギに言う

YG「は？」
ノリが悪いユンギは「こいつ頭おかしいんじゃねえ？」という目で見てきた