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塩23 ページ24

じゅわあ〜っといい匂いがしてきたinキッチンなう

見事な連係プレーでフレンチトーストを作っている最中
私は綺麗に卵を割れないんだけど、ユンギはめちゃ割るのがうまい

フライパンにたっぷりバターをひいて二人分のパンを焼いてる

『ユンギ邪魔。動きにくいから背中から離れろ』

YG「無理」
頑として動かないミンユンギ君(5)

YG「おい。今失礼なこと考えてただろ」
‥鋭い

『あぁちょっ手元が狂うから肩にあご乗せんのやめて!くすぐったい!』
ぱちっとバターが弾けて服に染みがついた

げ、最悪‥つってもアッパのお下がりの灰色スウェットだしいいか

え、色気がないって?もっとましな恰好をしろ?
どこからかサナの声が聞こえたけどスルー(


ふんわりきつね色のトーストを皿にのせてリビングへ
あ、オンマから置き手紙ある


「Aとユンギ君へ

ごめんなさい、オンマ達はいつも通り仕事です
ご飯は作ろうか迷ったんだけど作っても気づかれず、自分たちで作って食べてオンマの料理は忘れ去られそうなのでやめました(前にやらかしたよね?オンマ哀しかったな〜)

今日は会社の人と懇談会があるので、オンマもアッパも遅くなりそうです
食費はいつものところにあるので昼と夜はよろしくね

ユンギ君、Aを頼みました
お金を落としたり風呂でのぼせて溺れたり迷子になったり寝坊したりしないように見といてあげてね

よろしくお願いします
P.S ジョングク君が遊びにきても大丈夫!ユンギ君のオンマによろしくしといてね」

なるほど‥

YG「A全然信用されてなくてウケるw」
『お黙りユンギ。トースト奪うよ?』

YG「やーやめろやめろ」
毎回思うけど、2人のユンギへの絶大な信頼はなんなのさ?

フレンチトーストをもさもさ食いながらテレビをつける
天気予報チェックしないとね

『あ〜うまい。やっぱ私天才』

YG「卵割ったの俺だけどな」
『はんっ。卵割っただけでドヤ顔しないで頂きたいね』

YG「卵の殻が混入してないのは誰のおかげ?」
『それは感謝』

お、今日は晴天かー
じゃあサナと約束してた駅前のカフェ行こうっと

『(聞かなくても分かるけど)ユンギも一緒にカフェ来る?』

YG「気に食わない副音声が聞こえたけど‥行く」

『っしゃ』

YG「言っとくけど奢らねえよ」

『え〜そんな〜』

YG「いや最初から奢られる気だったのかよ」

『(んなこと言って、どうせ奢ってくれるんだろ。ユンギあざす!)』

YG「おい。今回はまじで奢らねえからな?!」

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設定タグ:防弾少年団 , ミンユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆぅり | 作成日時:2021年10月25日 19時

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