塩22 ページ23
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『痛い痛い死ぬ死ぬ死ぬ死ぬって!誰かぁーーー助けてぇーーーー!!』
必死で叫びながらミン兄弟の拘束から逃げようとする
YG「うるせぇ‥黙って抱き枕になっとけ‥‥」
無駄にイケボだけど騙されないからな?!
ジョングク君!
いくら天使といえど、筋肉で絞めてくる場合は容赦なく怒るよ!!
私も骨折はしたくないから!!
JK「んんぅ‥ヌナぁ…?」
はい可愛い優勝
きゅるるんとした眠たげなお目目
ぷっくりしたくちびる
私の一億倍は可愛いわ
女捨てたくなるほど美少女顔だな
『ジョングク君‥。おねむなのに起こしちゃってごめんね?YG「俺の時と態度が違う」うるせぇユンギ。ちょっとヌナ、このままだと圧迫骨折しちゃいそうだから、速やかに手足をほどいて?』
JK「むぅ…ヌナが骨折するのはやだから‥」
不満そうな顔をしつつ、拘束を解いてくれた
あらやだ良い子!
ふぅっ‥筋肉がすごいから、結構楽になった
『ジョングク君は素直な良い子だねぇ・・。ユンギも見習ってほしいよ‥というわけで離せ』
YG「俺とジョングガで態度変わりすぎ…」
すねているユンギ。
お前とジョングク君だったらジョングク君の方が可愛いからな(((
JK「うわ、やばい!」
ベッドから降りて、時計を見ていたジョングク君が叫んだ
朝の9:30
JK「休日は、この時間になるとオンマが起きるから‥。バレないうちに帰らないと」
なるほど、寝起きの悪さがすごいユンギんちのおばさんね。
(時短家事のプロだよ!いつも寝坊するから家事を最速で終わらせる方法を探したらしい)
『おけ、寂しいけどまた遊びに来てね〜。でも朝に侵入するのはやめてねー』
ふるふると手を振りながらベッドの中からジョングク君を見送る
JK「うん!ばいばいヌナ!ヒョンも困らせちゃだめだよ!」
YG「うるせぇ…」
ジョングク君は、物凄いジャンプ力で一気にベランダを飛び越えていった
運動神経がバケモノすぎて怖い
『…さて、ユンギ。今日の朝飯は何がいい?』
YG「なんでもいい…」
『じゃあフレンチトーストで。そろそろ起きよ?お腹空いたし』
わしゃわしゃと腰に巻き付いているユンギの頭を撫で繰り回すと、気持ちよさそうに目を細めている
猫か
YG「‥」
無言で手を緩めてくれたので、ベッドから起き上がる
歩き出すと、また背中にへばりついてきた
歩くの邪魔にはなってないし、これ以上拒否るとメンヘラ彼女になるのでそのままにしておこう
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作者名:ゆぅり | 作成日時:2021年10月25日 19時