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塩15 ページ16




おばさんが、有無を言わせぬ笑顔でジョングク君をはがした



JK「あぁ〜!オンマやめてよー」

ジョングク君がぶーぶー文句を言っているが、私も含めて全員スルー



ちなみにユンギはダウンしてるので許されたらしい



YG「…」

ドヤ顔すな

本来ならお前も引きはがされてるからな



「Aちゃん、今日も親御さんいないの?」


『はい。まあ夕飯の材料は買ったので、うちでユンギと作って食べようかと』




YG「・・金出したのは俺だけどな」



そこ!

余計なことをぼそっとつぶやくな!




「いつも偉いわねぇ〜。あ、お弁当おいしかった?」



『はい!もうおばさんを雇いたいぐらいおいしかったです!』
空のお弁当箱を差し出すと、嬉しそうに受け取ってくれた




「ありがとね〜。そういわれると、作りがいあるわ。うちの子たち、全然感想言ってくれないのよ〜。じゃあ、ユンギをよろしくね。ほんとに‥いつもごめんなさいね」



申し訳なさそうなおばさん



『いえいえ。困ったときはお互い様ですよー』

心配をかけないように、笑顔で返事をする




JK「僕も!ヌナんちに泊まりたい!」


ジョングク君が駄々をこねはじめた

くうっ弟属性かわいい・・



うっかり許してしまいそうだ



恐るべしジョングク君…



「あんたはだめ。さ、夕飯食べるわよ〜。Aちゃんユンギをよろしく〜」



おばさんに引きずられて家に入っていった
じたばたと抵抗しているけど、おばさんはびくともしない


主婦って強い・・



JK「ヌナぁ〜〜!!ヒョン〜〜!!」


叫ぶ姿が面白すぎて笑ってしまう



手を振ると、後ろのユンギの背中をたたいた



『じゃ、いこっか』


YG「おう」



家が隣だから、そんなに距離はないんだけどね




がちゃ



『ただいまー』


YG「ただいま」


『いやお前の家じゃないからな』



電気のついていない、暗い廊下は人気がない



慣れてるけどやっぱり寂しい




部屋の電気をつけて、買い物袋を台所に置く



『じゃあ、ご飯作るか。ユンギは手伝う?先に風呂入る?』



背中からひっぺはがして聞く



YG「…先に風呂入る。俺の服は?」


『んーとね、確か脱衣所のタオルの横に積まれてるよ』



時々アッパが間違えて着ていることは、秘密にしておいてあげよう



YG「おけ」



のそのそと歩いていく猫背を見送る
あいつ、一人で風呂入れるかなぁ・・




『よし、じゃあ作るか』

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設定タグ:防弾少年団 , ミンユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆぅり | 作成日時:2021年10月25日 19時

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