七不思議零番目 屋上のお手伝いさん

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貴方目線





花「白杖代、ちょっと零番の耳塞いでて」





「え、ちょ、ま」





ヒュオオオ





本当に聞こえなくなっちゃったんだけど！？





「何も聞こえないんだけど！ねぇ！」




って
自分の中では言ったつもりなんだけど……




聞こえない！？





なにこれ私おかしくなっちゃった……





脳みその次は耳かあ……次はどこだろ……




んーでも！





鹿野A！





気を取り直します！





えっと、はく、じょーだい？だっけ？





「ちょっと君達離れてくれない？」





って私の中では言いました！







聞こえないけど。








離れないしこの子達！








掴んで離そうとしてもダメ。









「どーしよ」








ん？








「え？戻った？」








「やったあ！」







良かったー…！







お帰り！私の耳さん！







花「零番〜願い事言っていいー？」








あ……七番様。







間抜けな事考えてる場合じゃなかった……







「はいっ！私が出来ることはなんでもします！ホントです！」





花「フーン……」





あれ？なんかさっきから八尋先輩と源先輩の視線が気まずいんだけどー……





え？何？言葉の組み合わせ間違えた？





私今なんて言ったっけ……





花「なんでも、ねェ、」





弱い私が言うこと間違えちゃった……







＿人人人人人人人人人人人＿
なんでもします！ホントです！
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^￣






「あ……」







「しゅ、修正します！しますから！」





花「残念だけど修正は聞かないヨー？」






「えええー……」





仕方ないか。私がやったミスなんだしなぁ。





花「ンで、願い事はネー」








なんかドキドキする……








「はい……」ｺﾞｸ








花「放課後毎日トイレ掃除すること！」ﾆｺｫｯ









「へ？」

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