／６「お風呂」 ページ8
タオルを畳んで手に持ち、しゃがもうとするとタオルを持っていない腕を引かれた
八「おいぃ！？」
あ「…？」
八「床を拭けって言ったわけじゃねーよ！？ったく…バカじゃねーの、貸せ」
あ「え、あ…わ……わ、っ！」
タオルを取られたと思ったら、それで髪の毛を拭かれた。乱暴にやるかと思ったら以外と丁寧で驚いた
十「どうしたの八田〜、面倒見いいじゃん」
八「だっ……こ、コイツがしっかりしねぇからっすよ！つか、A…だっけか。歳いくつだ？その制服見たことねぇけど…高校生か？」
あ「あ、はい。……っくしゅ、月下Aです。えーと、１７歳です」
草「高２か。…とその前に、風呂貸したる。温まってから話そーや。風邪ひいてまうで」
階段の方を指しながら草薙さんは言った。寒いし、お言葉に甘えようかな
あ「ありがとうござい…へっくしゅ！…ます」
草「礼も後や。はよ行き」
ズズっと鼻をすすりながら頷き、階段を上がった
……で、お風呂どこ…
櫛「こっち」
あ「おー…」
櫛「私も入る」
あ「…一緒に……？」
櫛「うん。イズモも良いって。後、洋服は後から持って行くって」
あ「そっかあ…」
脱衣場に行くと、アンナが脱いだ制服を洗濯機に入れて回してくれた。なんていい子。後、制服のタグの見方とか知っててすごい。これ、洗っても大丈夫なんだね！
櫛「……！カタカナは、やっぱり女の子」
あ「一応。胸ぺたんこでさ、よく間違われるよ。アンナは分かってたんだね」
あはは、と笑いながら髪ゴムを取る
櫛「うん、カタカナは女の子。分かる」
ふむっ、とドヤ顔するアンナの頭を撫でた。可愛すぎか
草「Aー、服はこれでええか？」
あ、櫛「「っ！」」
あ「……はい、すみません。ありがとうございます」
草「ん、ここ置いとくで」
パタリとしまった扉を見て、がっくりと肩を落とした
下はタオルを巻いていたが、上はそのままだ。だが、アンナに伸ばした腕で胸は隠れていた……と、思う
あ「せめてさ、何か…こう……バレたかった」
櫛「カタカナ……」
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雪 - これすっごく面白いです！続きが気になりますです！今は更新停止？してますが、楽しみにしてますので更新頑張ってくださいです！(*´∀｀*) (2018年2月16日 17時) (
レス) id: aec3587ece (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 凄く面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年8月24日 21時) (レス) id: 771b771cba (このIDを非表示/違反報告)
遊 - とても面白くて続きが気になります〜！！！応援してます！！ (2017年3月21日 3時) (レス) id: 48d85b23ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠りん
| 作成日時：2017年3月5日 17時
