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龍「一応確認しときたいねんけど、足立とは家とかでは会ってへんよな?」



龍友は心配そうにそう私に聞いてきた。



「会うのは、ホテルだったし。



この辺ではうろうろできなから、出掛けたりもしなかった。



だから、あっちも私にそんなに愛なんて抱いてないと思ってたし、淡白な関係だと思ってたの。



……だから、甘く見てたのよ」



私はそう言って、右手を額に当てた。



足立専務がこんなにも私に執着する真意が全く読み取れない。



涼「……そうですね。



とりあえず、金曜日にきちんと言うべきやと思います。



俺も行きたいくらいです」



りょーたんは少し寂しそうにそう言った。



龍友も頷いた。



でもなー。



「やっぱり、これは自分で撒いた種だし。




自分で話つけるよー」



私はグラスを見つめながらそう言った。



龍「……お前それでだいたい言いくるめられてまうやろが!」



龍友に思いっきり怒られた。



「……それは、否めないけど」



涼「意外っすね。



Aさん、商談する感じだと、逆に言いくるめてそうです笑」



りょーたんはそう言って、笑った。



龍「せやろ!男相手になったらてんであかんねん!



やから、もう俺がガツンって言ったる!」



龍友はそう言って、ずいっと私に詰め寄る。



「……バーの場所は二人には教えとく。



何かあったら呼ぶからさ、とりあえず、一人で片つけさせて?」



私がそう言うと、少し不満げだが、龍友は頷いた。



りょーたんも微笑む。




「よし!この話は終わり笑。



楽しく飲み直そー」



私がそう言うと、二人はそれじゃあ、レモンサワーとハモって注文したため、笑ってしまった。

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雪音(プロフ) - Dreamgirlさん» キュンキュンしてもらえたら嬉しいなと思いながら書きました!どうでしたかね笑。いつもありがとうございます!そして、続編でもお待ちしています! (2017年4月29日 23時) (レス) id: 70e5f91707 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 聖也さん» 龍友くんまだまだこれからですよ!笑。龍友くんの告白大丈夫でしたかね?不安でした笑。続編でてますので、どうぞそちらにも遊びにきてくださいね! (2017年4月29日 23時) (レス) id: 70e5f91707 (このIDを非表示/違反報告)
Dreamgirl(プロフ) - 更新ありがとうございます!龍友くん、とうとう言いましたね笑心臓バクバクで読んでてやばかったです!!この後の主人公ちゃんの対応が楽しみです。これからも更新頑張ってください。 (2017年4月29日 19時) (レス) id: 19b6f6daaa (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - 前回は玲於君の大きな見せ所でしたが、今回、龍友君まさかの…! 待ってました。待ってましたよ、この時をっ!! (2017年4月29日 17時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - みほこさん» お話だけでなく私の雑談まで楽しみにしていただけてるなんて!笑。嬉しいです(^^)ふらふらする主人公ちゃんをお楽しみください笑。またご感想お待ちしてます♪ (2017年4月29日 8時) (レス) id: 70e5f91707 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桔梗 | 作成日時:2017年4月15日 9時

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