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玲於side
Aさん、俺言いましたよね。
「ご、ごめん。飲みきらないと帰れないかと思って……」
Aさんは申し訳なさそうに、俺に謝ってきた。
バーで佐々木にAさんが肩を抱かれてるのを見たとき、どんなに俺の心がどす黒い感情で溢れたか、Aさんに、分かりますか?
玲「Aさん、あの場に俺にいなかったらどうしてましたか?」
***
佐野はそう言って、ゆっくりと私に近づいてきた。
玲「あんなに度数が高いカクテル、まだ飲まされて」
佐野はベッドに座っている私の上にゆっくりと乗り上げる。
「ちょ、佐野……っ」
佐野を押し返そうにも、お酒のせいで力は入らなかった。
玲「……ほら、押し返せないでしょ?
あのまま、佐々木に喰われてたと思いますよ」
佐野はゆっくりと顔を近づけてくる。
思わずぎゅっと目をつぶった。
額に柔らかい感覚。
玲「……Aさんは俺に片想いだけじゃなくて、嫉妬まで教えるんすね」
佐野はそう言って、苦しそうに微笑んだ。
「……佐野……」
玲「……まあ、俺がもっとしっかりAさんを守れたらよかったんです。
今までだったらこの状況なら襲ってたと思うんすけど、Aさん大切だから。
そんなことしませんよ?
……でも、お願いですから、他の人に気安く触れさせないで。
そんな、安い人じゃないんです、Aさん」
佐野はそう言うと私をぐいっと抱き起こした。
玲「……でも今だけ。
今だけ、こうさせてくださいね」
佐野はそう言って、私を優しく抱き締めた。
いつもの白い佐野じゃない、なんだか雰囲気が違う彼にドキドキしたのは、アルコールのせいなのだろうか。
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雪音(プロフ) - Dreamgirlさん» キュンキュンしてもらえたら嬉しいなと思いながら書きました!どうでしたかね笑。いつもありがとうございます!そして、続編でもお待ちしています! (2017年4月29日 23時) (レス) id: 70e5f91707 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 聖也さん» 龍友くんまだまだこれからですよ!笑。龍友くんの告白大丈夫でしたかね?不安でした笑。続編でてますので、どうぞそちらにも遊びにきてくださいね! (2017年4月29日 23時) (レス) id: 70e5f91707 (このIDを非表示/違反報告)
Dreamgirl(プロフ) - 更新ありがとうございます!龍友くん、とうとう言いましたね笑心臓バクバクで読んでてやばかったです!!この後の主人公ちゃんの対応が楽しみです。これからも更新頑張ってください。 (2017年4月29日 19時) (レス) id: 19b6f6daaa (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - 前回は玲於君の大きな見せ所でしたが、今回、龍友君まさかの…! 待ってました。待ってましたよ、この時をっ!! (2017年4月29日 17時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - みほこさん» お話だけでなく私の雑談まで楽しみにしていただけてるなんて!笑。嬉しいです(^^)ふらふらする主人公ちゃんをお楽しみください笑。またご感想お待ちしてます♪ (2017年4月29日 8時) (レス) id: 70e5f91707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桔梗 | 作成日時:2017年4月15日 9時