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涼太side





Aの様子が少しおかしかったけど、あまり追求しないでおくことにした。





どうせ、臣さんだろうし。






さっきハグした時に、臣さんの香水の匂いしたもんね。






だけど、言わないよ?






だって言ったらAは臣さんのところに帰ってしまうからね。






今日、帰ってきたってことは、まだ臣さんのところには戻りたくないってことだもんね。





臣さんに会ったって言わないってことは、まだ俺と一緒にいたいって思ってくれてるって自惚れていいかな。





涼「……とりあえず、今が、チャンスかなあ……」






臣さんのことなんて考えられなくなるくらい、俺でいっぱいにしちゃいたいんだよな。





そんな時にタイミング悪く、スマホが震え出す。





涼「……げ、隆二さんじゃん……」





もしもーし、とゆるく電話に出てみた。





隆<……あのさあ、臣、今日さAちゃんに会ったらしいんだけど、帰ってこなかったんだってさ。





……涼太のとこまだ居んの?>





隆二さんは、静かな声色でそう言ってきた。





涼「Aが帰りたいって言えば、帰すつもりですよ?





でも、俺のとこに帰ってきたなら、わざわざ返すつもりはありません」





……本当は帰りたいって言っても帰したくないけどね。





隆<……もうさ、臣、けっこうやばいんだよ。





そろそろさ、帰るようにうながしてくんない?





相方がこうじゃ、俺も辛いから>





隆二さんは、相方思いだよね。





それは、大切なことだけど。





俺には臣さんと、A。





天秤にかけるまでもないから。





涼「……すみません、好きな人を自分から手放すなんて、そんな馬鹿なことできません……」





先輩と好きな人。






好きな人の方が、俺には、大切だった。

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片寄Love@藍 - 素敵な小説を書いてくださりありがとうございます(*'∀'人)私、三代目 J Soul BrothersとGENERATIONS from EXILE TRIBEどっちも大好きです!そしてまさかえ推し落ちだったのは最高です!!感動しました(´TωT`)最新作も期待しております! (2020年2月4日 21時) (レス) id: bd82defe4a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - GENE_LDH@lightさん» やっと涼太くん幸せになりました←なんかですね、涼太くんの切ない表情好きでついつい笑泣きそうになりながら読んでくださってたなんて嬉しいです!ありがとうございます! (2017年10月8日 12時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - YUKI☆さん» 臣さんオチの話もいつか書くつもりで今回は涼太くんにしました泣またそのときは遊びにいらしてくださいね笑い出した (2017年10月8日 12時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
GENE_LDH@light - 完結おめでとうございます!!確かに雪音さんの小説は、涼太くんがふられちゃうこと多かったですよね笑笑最後は泣きそうになりながら読んでました笑笑新作も読ませていただきますね!! (2017年10月8日 7時) (レス) id: e76dac57d6 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI☆(プロフ) - こんばんは☆彡臣くん振られちゃいましたね…ちょっと残念… (2017年10月7日 22時) (レス) id: f2a9fac426 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桔梗 | 作成日時:2017年9月17日 15時

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