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広臣side






Aは、なぜか切なそうにそう言った。






なんだか、困ったように眉を八の字にしてる。





もう、俺なんか、いらねえかな……。





でも、俺には、Aがいないと、無理なんだ。





わがままで、ごめん。





俺のわがまま、最後まで付き合ってよ……。





臣「……俺ね、ほかの女を抱くことで、ああ、やっぱり、Aは特別なんだって実感してたんだ。





……馬鹿だよな、それで、こんなふうになるなんて、馬鹿すぎて笑えてくるし」





君に悲しい思いをさせることなんて心のどこかで分かってたのにね。





臣「こんなこと言っても、信じてもらえないかもしんねえけど。





俺はお前だけが、好きだったよ」





これだけはちゃんと、伝えたかったから。





そのことについては、Aは、何も答えなかった。





そのまま、無言で車に戻る。





臣「……なあ、今どこにいんの?





帰ってくるのがまだ嫌なら、送る」





「……いい、大丈夫。





戻ってくれたら、いいよ、適当に降ろして?」





Aはそう言って、また黙り込んだ。





臣「……そっか」





場所は、言いたくない、か……。





ここでめげたらだめだ。





そのまま車内は、終始無言だった。





……こんなに、拒絶されたこと、ねえや。





事務所近くに戻ってきて、車を停めると、Aはあっさりと降りた。





「……それじゃあ……」





臣「……A」





「……ん?」





そんな、風に少し困ったように眉を八の字にした顔も。





怒った顔も。





泣いた顔も。





もちろん、幸せそうな笑顔も。





臣「……誰よりも、好きだ」

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片寄Love@藍 - 素敵な小説を書いてくださりありがとうございます(*'∀'人)私、三代目 J Soul BrothersとGENERATIONS from EXILE TRIBEどっちも大好きです!そしてまさかえ推し落ちだったのは最高です!!感動しました(´TωT`)最新作も期待しております! (2020年2月4日 21時) (レス) id: bd82defe4a (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - GENE_LDH@lightさん» やっと涼太くん幸せになりました←なんかですね、涼太くんの切ない表情好きでついつい笑泣きそうになりながら読んでくださってたなんて嬉しいです!ありがとうございます! (2017年10月8日 12時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - YUKI☆さん» 臣さんオチの話もいつか書くつもりで今回は涼太くんにしました泣またそのときは遊びにいらしてくださいね笑い出した (2017年10月8日 12時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
GENE_LDH@light - 完結おめでとうございます!!確かに雪音さんの小説は、涼太くんがふられちゃうこと多かったですよね笑笑最後は泣きそうになりながら読んでました笑笑新作も読ませていただきますね!! (2017年10月8日 7時) (レス) id: e76dac57d6 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI☆(プロフ) - こんばんは☆彡臣くん振られちゃいましたね…ちょっと残念… (2017年10月7日 22時) (レス) id: f2a9fac426 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桔梗 | 作成日時:2017年9月17日 15時

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