Too late...？【亜×涼】3

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亜嵐と会った日からまたしばらく経った。





涼太くんとは変わりなく仲良く出来てるし、涼太くんの良さもものすごく分かってきて、最近は、涼太くんのこと好きかもなんて思える瞬間もあるくらいだ。






今日は、久しぶりにミキと会うことにしていた。






久しぶりに大学時代、バイトしていた、カフェで。






カランっと音を立ててドアを開けると。






店長「久しぶり、Aちゃん」






「店長っ！お久しぶりです！」






久しぶりの再会に喜びながら、ミキちゃん、もう来てるよ、と席に案内してくれた。






ミキ「あっ、A久しぶりっ！」






「本当になかなか会えなかったねっ！笑」






本当にね笑、なんて笑うミキの左手の薬指には、キラキラと光る婚約指輪がある。






「いいなあ、ミキ幸せそう」






ミキ「まあね、まだ結婚式とかは先になりそうだけどね」





ミキはそう言って柔らかく微笑み婚約指輪を優しく撫でた。






ミキ「それで、Aの方はさどうなのよ。






白濱亜嵐にすんの？






片寄涼太とこのまま幸せになんの？」






こういうとき、ミキはスパッと話題を切り出してくるから怖いのだ。






「……私は、今、分かんない。





でも、亜嵐とはきっちり別れた」






ミキ「……何それ、初耳」






「……ちゃんと、もう、好きじゃないって言ってきた」






私がそう言うと、ふーん……とかなり不満そうに相槌を打つミキ。






ミキ「その割には、そんな顔すんのねー」






「……どういうこと……？」






ミキ「その顔よ。





白濱亜嵐を置いてきてから、A、ずっとその顔。





苦しいって顔」

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