afterstory ページ23
亜嵐side
亜「全部、捨てようかな、なんて思ったけど、それが出来ないあたり、俺だよね笑」
やっぱり、忘れられなくて、と俺が言うと、Aは微笑みながら、私もだよ、と返してくれた。
「……私だって、亜嵐のこと忘れられなくて、逃げてたんだもん。
でもね、忘れなくてよかったな、って思うよ」
***
私がそう言うと、亜嵐がぎゅうっと私のことを抱きしめてきた。
亜「……もうね、離せないからね?」
「ふふ、離さないでね?」
そう言って微笑み合うと、ピンポーンとインターホンが鳴る。
亜嵐がモニターを覗くと、あちゃーと右手を額に当てた。
仕方なさそうに、ロック解除をすると、玄関から賑やかな声が聞こえた。
隼「きーちゃった♡」
玲「引越し祝いにそば持ってきたよー」
龍「最近ホルホルやから、蕎麦原できん」
メ「俺が茹でるよー笑」
裕「あい、これ、ケーキ。
持ってきたでー笑」
GENERATIONSのメンバーが次々に部屋に入ってきた。
エリ「私まで来ちゃった笑」
「エリちゃん、いらっしゃい笑」
亜嵐が面倒くさそうに麦茶やら出しているけど、その横顔はどこか嬉しそうだった。
涼「Aちゃん、これも笑。
クッキーやから、ケーキと一緒に出して?」
「……涼太くん」
涼太くんが綺麗な笑顔で私にクッキーの箱を差し出した。
涼「大丈夫やよ?
やから、来てん笑。
俺は2人が幸せなら、ええけど、次さ亜嵐くんじゃダメだなあと思って俺のとこに来た時は、もう離さんからな?笑。
繋いだ手、離さんようにな?」
涼太くんの言葉に私も笑顔で頷いた。
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ゆな(プロフ) - こんにちわ。一気に読ませて頂きました。涼太くんと幸せにならないかなと思いながら、読ませて頂きましたが、いいお話で大好きです。涼太くんの新しい出会いを読みたいです。待ってますので、ぜひ、お願いします。 (2018年7月7日 8時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
雪音。(プロフ) - しめたんたんさん» ありがとうございます、本当に嬉しいです泣 (2018年2月8日 19時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
しめたんたん(プロフ) - 読み始めたら夢中になって、一気に読んでしまいました!!!!すごくいいお話で、曲とも合っていて、とても素敵です!!! (2018年1月24日 4時) (レス) id: 7b9f94ebbf (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます!きちんと落とし込めてよかったです笑MCわりと近くて最高でした! (2017年10月31日 21時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 雪音さん完結お疲れさまでした亜嵐君と主人公さんhappyになって良かったです昨日GENElive席観れましたか?私は来月ぐらいからlive着て行く服決めようかなと考えてます(*^^*) (2017年10月30日 21時) (レス) id: 85c74f920c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桔梗 | 作成日時:2017年9月10日 13時