検索窓
今日:8 hit、昨日:10 hit、合計:167,643 hit

111 ページ13

亜嵐side





何かそうやって開き直っちまえば、少しは楽なんだ。






Aに俺の気持ちに応えてほしい、と確かに思うよ。






でもさ、そんなこと望まないからさ、好きでいさせてよ。






思うだけは、困らせないよね?





もう、言わないからさ、好きだなんて。





まあ、まだ、結局またAが俺のこと好きになってくれちゃったりしねえかな、なんて考えるあたりまだダメダメだけどさ笑。





玲「……亜嵐くん、何かスッキリした顔しててほっとしたわ笑。





しばらく、顔死んでたからなあ笑」





玲於はそう言って微笑んだ。





亜「ご心配おかけしました」





玲「……俺はね、Aちゃんと、亜嵐くんはちゃんとお似合いだったって思ってるよ。





だからね、諦めようなんて、らしくねえことすんなよ、リーダー」





玲於はそう言って俺の肩に手をポンッと置くと、またみんなの輪に戻って行った。





亜「……そんなこと、分かってんだよ、らしくねえってことくらい笑」




だから、まだ、好きでいるのは、勝手だよな?





ごめんな、涼太。





俺は諦めがすげえ悪いみたいだ。









***









最近、涼太くんは一緒にいる時、かなり甘えてくるようになったような気がする。





どこにいても、ぴたっとくっついてくる。





……なんか疲れてるのかなあ……。





「涼太くん、どうかした?」





涼「……いや、何もないよ?





ただ、一緒におりたいだけ」





涼太くんはそんなことを言うけど、寂しげで。

112→←110



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (252 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
756人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆな(プロフ) - こんにちわ。一気に読ませて頂きました。涼太くんと幸せにならないかなと思いながら、読ませて頂きましたが、いいお話で大好きです。涼太くんの新しい出会いを読みたいです。待ってますので、ぜひ、お願いします。 (2018年7月7日 8時) (レス) id: 1e3e43fc2a (このIDを非表示/違反報告)
雪音。(プロフ) - しめたんたんさん» ありがとうございます、本当に嬉しいです泣 (2018年2月8日 19時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
しめたんたん(プロフ) - 読み始めたら夢中になって、一気に読んでしまいました!!!!すごくいいお話で、曲とも合っていて、とても素敵です!!! (2018年1月24日 4時) (レス) id: 7b9f94ebbf (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます!きちんと落とし込めてよかったです笑MCわりと近くて最高でした! (2017年10月31日 21時) (レス) id: cb72b1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 雪音さん完結お疲れさまでした亜嵐君と主人公さんhappyになって良かったです昨日GENElive席観れましたか?私は来月ぐらいからlive着て行く服決めようかなと考えてます(*^^*) (2017年10月30日 21時) (レス) id: 85c74f920c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桔梗 | 作成日時:2017年9月10日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。