【反応集】貴方といると世界が輝く【SnowMan】 (ページ21)

今日:188 hit、昨日:354 hit、合計:128,371 hit

元カレページ21

♥

深澤辰哉

「Aじゃん、誰待ち？」
辰哉を待っていると聞こえたのは元彼の声。前から性格も言葉もキツくてもう二度と会わないと思っていたのに。
乾いた声で「彼氏」と答えると「はぁ？お前に彼氏？お前なんかに？」と嘲笑ってきた。
だんだん浴びせられた数々の罵声を思い出してきて涙がでそうになる。
「え！？泣くの！？すぐ泣く女無理だわー」
あぁ、私なんでこの男と付き合ったんだろう。どうしようもない感情がぐるぐるした時、後ろから安心する香りに包まれた。

「女の子のこと泣かす男の方が無理だわ」

辰哉の目は今まで見たことないくらい鋭くて声も低くてびっくりした。

「あー、少し緊張したけどいけてた？わら
わ、泣かないで～大丈夫だから」

後で惚れ直しちゃったって言わなくちゃ。

佐久間大介

大ちゃんと買い物していると元彼と遭遇。
何かと上から目線でこういうところが苦手で別れたんだったと嫌なことを思いだす。
「彼氏さん、こいつすぐ泣くし我儘だしめんどくさいっしょー？」
あぁ、本当にやめて。大ちゃんの前でそういうこと言わないで。
苦しくて泣きたくないのに泣きそうになって俯くと、大ちゃんに手を握られた。

「お前はAのどこ見てそんなこと言えんの？」

鋭い目付きの大ちゃんに「…は？」と呆気に取られる元彼。

「お前がAのこと泣かせて、お前が我儘なだけじゃないの？」

真っ赤になった元彼が去った後も「こんなに優しくて気遣いできるのに！Aのこと何もわかってないよね！」って私よりも怒ってくれた。

渡辺翔太

待ち合わせ場所で翔太を待っていたら「うわ、久々じゃんー！」って声をかけてきたのは元彼だった。
嫌な記憶が脳内を駆け巡って後ずさりする。

「誰待ち？もしかして彼氏？」とニヤニヤしながら聞いてきたので小さく頷くと「はぁ？」と言われた。
「お前と付き合うやつ大変だねー、お前ブスだし」
全部聞き逃してこの場をやり過ごそうと思った時、誰かに抱き寄せられた。
誰かなんて見なくたってわかる。

「あのさー、Aと付き合えて俺は幸せだし、Aはめちゃめちゃ美人なんだけどアンタの目大丈夫？」

「Aの元彼、良い女に対する態度がなってねぇな」
翔太にありがとうって伝えたくて、後ろから抱きついた。