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1話 ページ1

「ですので君たちは〜」
 校長の長い話を聞くこと30分。
 流石に疲れてくる。
 私の名前は東雲A。
 校長の話を真面目に聞いてます。
「君たちに期待しております」
 やっと終わった…。
 ほんと長いわ…。
 教頭の指示で体育館から退場。
 そう。
 今日は一生に一度の高校の入学式。
 この高校_桜ヶ丘高校はここらの地域では少し名の知れた名も高校。
「俺はこのクラスの担任の一ノ瀬そらるです。よろしくね」
 そう言ってニコっと笑うそらる先生。
 とたんに女子生徒から歓声。
 するとそらる先生がこちらを見ていることに気がついた。
 姿勢が悪かったかな、と思い背筋を伸ばす。
 まぁいい。
 ここでなら楽しく過ごせそうだ。
 中学校とか最悪だったもんな…。
 見渡す限りヤンキーヤンキーいじめいじめ。
 治安が本当に悪くて犯罪も絶えなかった。
 でもこのクラスはさっと見渡す限りいい人が多そう。
 ガリ勉!っていう人もいればぽたく!って人もいるし。
 結構個性が豊かそうだ。
「では次、東雲さん。自己紹介お願いします」
「はい!」

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作者名:ゆむむん | 作成日時:2020年5月20日 11時

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