◇�将将�IV◇ ページ34
モ「待ちくたびれたぜ、ウィリアム…いよいよ始めるんだろ？その為に
ウ「まぁまぁ落ち着いて…何事にも段階があるんだよ」
モ「ったく、分かってるよ。で、Aは元気か？」
ウ「元気だよ。相変わらず“好き”だね、何回も“フラれてる”のに」
モ「おいおい、誤解を生む言い方すんなよ」
ウ「ふふっ ところで
モ「愚問だな」
ウ「良かった」
すると、霧の中からもう一人現れた
ウ「…どうやら探し物も見付かったみたいだ」
モ「よぉフレッド。お前も呼ばれてたのか」
彼は何も言わず、引いてきた荷台を置く
モ「相変わらず愛想も何もねぇな…」
ウ「“彼”はどこにいた？」
荷台の布を捲る
フ「…病院じゃない。アヘン窟にいた」
モ「オイ、こりゃさっき言ってた貴族のガキか？」
フ「アヘンの効果でまだ夢の中にいる…と思う…」
ウ「…よし。今回の依頼人はいない…けど、フリーダという女性が生きていればそうであったろうし、或いはこのダラムの街そのものが依頼者であるとも言える。さぁ、罰を下しに行こう」
ダド「何だ、こんな夜中に起こして！」
使「も…申し訳ございません。ですが配達員が」
───
ル「大変緊急で重要な電報と手紙だ」
───
使「と…」
ダド「全く！一体何の用…なッ…！」
手紙を開くと目を見開いた
ルシ「…う…ここ、は…俺は……フリーダ…！」
フラリと立ち上がる
ルシ「フリーダは…っ」
ダド「やめろッ！待て待て！待ちたまえ！ルシアン君！一体どういう事なんだ！？」
ダドリーが走ってきた
ルシ「…ダドリー卿？何故ここに…いや、そんな事より俺は…っ」
ダド「！？君が電報と手紙を寄越したんだろう！ここへ呼んだのもそうだ！」
ルシ「電報…手紙…？」
ダド「これだよ！何で君がこんなもの持ってるんだ！？」
手にしていた電報と手紙を突き付ける
ルシ「『ダドリー様へ、ルシアン・アトウッド』…俺の名前…
『ダドリー卿──あなたは長年に亘り、学生の失態や悪行を隠蔽する代わりに、その親貴族より莫大な“寄付”を集め一部を不正に横領…また学生本人が爵位を得てからも口止め料として見返りを求めている事…そしてその隠蔽の方法は犯罪すら厭わない残忍なやり口である事。これを知った今、僕は己の良心に従い正義の告発をしようと思います。その証拠として、あなたの不正を記した帳簿の写しを──…』」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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X
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soccer♪ - 変人さん» いえいえ！ルイス可愛いですよね♪ (2021年1月5日 18時) (
レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
変人 - ルイス君推しなので、ありがとうございます！ (2021年1月4日 20時) (レス) id: 26f1e978d7 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 巫都さん» ありがとうございます！ (2020年12月27日 0時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
巫都 - 続き楽しみにしてます！ (2020年12月26日 23時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - アルパカさん» ありがとうございます！私ルイス推しなので書いてみました♪頑張ります！ (2020年12月9日 22時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
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