.せかんど ページ4
"メールも遅いみたいじゃないっていちいちうるさい"
"もっと優しくしなきゃダメよって呆れたそのポーズ"
(勝利side)
売店に向かって歩いてると、Aが後から背中を叩いてきた。
『ドンッ』
勝利「いてっ...」
『もう勝利！なんでメールの返事してあげないの！！』
勝利「え、してなかった？ごめん(汗)」
『勝利が元々メールしない人間ってのは分かってるけどさー。』
『もう、咲花ほんとかわいそう(怒)！』
勝利「今から返すからごめんって」
メールを開くとAの言っていた通り、咲花からメールが1件きてた。
咲花[今日の放課後、話があるから屋上に来てほしい！]
勝利[りょうかい]
『もっと優しく接してよねー』
『私の大事な友達なんだから！』
Aは はぁー ってため息をついてから、腕を組んで教室に戻っていった。
少し悲しい顔をしていた理由は僕にはわかった。
あいつ、自分の気持ち押し殺してまで友達の恋を応援してんだって。
勝利「わかってるよ。」
ぼそっと呟いた。
(Aside)
正直、咲花から勝利のことが好きって聞いたときはなぜかショックだった。
でも、1番の友達を応援しよう。そう思ったのに...
咲花「ねぇA、私今日の放課後告ろうと思う」
『ふぇ？！そうなの？！がんばってね！』
どうしよう。
咲花が告白して勝利と付き合ったら...？
もちろん親友の恋が叶うのは喜ばしいこと。
いわゆる美男美女カップルになるだろう。
...勝利に好きなの伝わってほしい。
でも伝わっちゃったら、咲花との関係はくずれる。
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Princess(プロフ) - りこちさん» ありがとうございます！！これからも、たくさん楽しんでください|ω･`) (2018年2月14日 23時) (
レス) id: 5952eb14fc (このIDを非表示/違反報告)
りこち - すごく良いです^^更新たのしみにまってます〜^^ (2018年2月12日 23時) (レス) id: a708340d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉乃 | 作成日時：2018年2月8日 0時
