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⚠表現注意
「雅樹の事が、好き？お前が？」
そう聞き返すと、うんとゆっくり頷く。
嘘を言ってんじゃないかと思ったが、優誠はそんな奴じゃない。ずっと前から一緒にいる家族も同然のような存在だ。
そんな嘘をつくような奴じゃない事は、俺が1番分かっている。
「まさか俺が、雅樹の事好きになるなんて思ってもなかったよ。しかも男、お前らにバレないようにって必死だったんだ。」
だけど、あの時俺のあの行動を見て勇気を出して聞いてみようと思った･･･って事か。
お前の勇気は認めるが、こっちも恥ずかしいんだぞ？
そんな言葉を心の中に留めておき、俺はまたソファに座り直す。
「お前も同じだったんだ。」
「ん、まぁそういう事だな。･･･あのさ、A･･･」
「何？」
優誠が俺の手に触れる。
そこから少し熱を帯びてきて、俺の心臓はひっくり返るんじゃないかってぐらい早くなっていた。顔が似てるっていうのは、本当に罪なことだ。隣に宏誠が居るみたいに感じてしまって顔が熱くなるのが分かる。
「好きな奴の体、気にならない？」
そう言った優誠の顔は、俺と同じくらいに赤く染まっていた。
･･･今言った優誠の言葉はきっとそういう事なんだろう。なんとなく、分かる。
俺はその意図を汲み取った上で、こくりと頷く。
優誠に握られた手をぎゅっと力強く握り返した。すると優誠は宏誠に似た顔を俺に近づけ軽くキスを落とす。
ちゅっちゅっと軽いキスで遊んだ後、優誠の舌が俺の口内に入り込んできた。
なんだこれ、初めての感覚だった。
それから優誠は俺を押し倒す。
攻守を何度も変えて、俺達は自分の好きな奴の顔を思い浮かべながら愛し合った。
こんな場所で、しかも授業をサボってという罪悪感が少しだけ出てきたがそんな事は今はどうでもよかった。
「･･･こ、うせい、こうせぃっ･･･！」
「ま、さき、･･･んっ、くぅ･･･っ」
お互い、自分の好きな人の名前を呼びながら叫びまくっていた。
傍から見れば気持ち悪いと思われてしまうだろう。それはまぁ、しょうがない。自分でも分かっている。
少しだけ、心に穴が空いたような気がするのはきっと気のせいだ。
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優桃(プロフ) - ゆーなさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そう言って頂けると頑張ろうって思えます(*^^*)これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月21日 21時) (
レス) id: a4872d24e8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 面白かったです！お気に入り登録しときました！これからも頑張ってください！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: 9e3b82e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優桃 | 作成日時：2018年1月21日 21時
