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⚠表現注意
宵一の部屋へ向かい、俺を挟むように宵一が左に真昼が右に川の字に並んで眠った。
それから、何時間ぐらい経ったのだろうか。
俺は夜中に目が覚めてしまった。
少し喉が乾いたので、水でも飲もうかと思い立ち上がると隣で寝ていたはずの宵一が居なかった。
まぁ大方トイレにでも行ってるんだろう。
そう思いながら、真昼を起こさないように部屋から出た。真っ暗の廊下を転けないように必死になって歩いていると、隣の部屋から僅かに光が漏れているのが分かった。
その時の俺は何も考えずに、覗いてしまった。
「あっ、はっ･･･！A･･･Aっ、A･･･A･･･AAA･･･っ！」
ひゅうっと息が詰まった。
熱を帯びた頬、色っぽい声。
俺の名前を必死に呼んで、宵一は1人で欲を満たしていたのだ。
まぁ、俺もそれはやる。
男っていうのはアレをやらなきゃ身体が持たないっていうのもよく分かっていた。
俺はすぐに踵を返し、キッチンへと向かう。
さっきの光景を忘れる為に、蛇口を思いっきり捻りコップに水を注いで一気に飲み干した。
はぁ、と小さくため息をつく。
「引いたか？」
後ろから突然声がした。
宵一かと思い、少し身を強ばらせたが宵一ではなく真昼だった。
肩の力を抜いて振り向くと、目を擦りながら眠そうにしている真昼が目に入る。
「な、何がだよ。」
「見ちまったんだろ、アレ。」
平然を装っていたがバレていた。
アレ･･･真昼も知っていたみたいだ。
俺は少し俯く。
すると真昼は俺の肩をポンと叩いて、
男ってのはアレやんねぇと生きていけないんだ、お前も男だからよく分かってるだろ？
まぁアイツも声でけぇよな、俺そのせいで起きちまったんだぜ。
･･･うん、分かってる、分かってるけどね。
「なんで、俺なの？」
そう聞くと、真昼は自分の髪の毛をぐしゃぐしゃとかき乱し大きなため息をついた。
「なんでって、そういうのは本人に聞けよな。」
「いや、でもよ･･･」
少し吃っていると、パタパタと足音がする。
俺が振り向くと後ろには宵一がへらっと笑って立っていた。
先程のような顔の赤らみは消え、いつもの宵一に戻っている。
「ん？どうした、お前ら眠れなかった？」
「お前なぁ･･･部屋のドアぐらいちゃんと閉めとけっての。」
真昼は困ったような顔をしながら、宵一にそう言った。すると宵一は見ちまったか〜！とまたへらへら笑っていたが、いきなり真面目な表情になり俺の方を向いた。
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優桃(プロフ) - ゆーなさん» 初めまして、コメントありがとうございます。そう言って頂けると頑張ろうって思えます(*^^*)これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月21日 21時) (
レス) id: a4872d24e8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 面白かったです！お気に入り登録しときました！これからも頑張ってください！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: 9e3b82e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優桃 | 作成日時：2018年1月21日 21時
