ぶりっ子してたはずなのに《2》【呪術廻戦】

EPISODE50 ページ17

次の日＿早朝


『あ〜あ…なぁぁんでだろうね…

なぁんで2日連続で早朝から任務が入っちゃってんだろうね…』


そう、今日はまたまた早朝からの任務


1級案件らしい


だが、今回は単独ではなく


『よりによって…悟と組むのか…』


なんで?!神様！私に安心できる空間を与えてくれよ！
ずっとぶりっ子するなんて情緒がおかしくなってしまうじゃないかァァァァ!!!!←もうおかしい

『もういいや…とっとと終わらせよう』


私は任務へ行く準備をし、外に出た


すると先に待っていた補助監督が運転する車が見えた


そして、その中にはなんがい足をくみ、仏頂面で後部座席に座っている悟がいた(視力2.0)


やべぇやべぇ遅れたなこれ

悟に罵倒される未来が見える…←大正解




私は駆け足で車に向かった



『ごめんなさぁい♡遅くなりましたぁ♡』

悟「ﾁｯ待たせんじゃねぇよ雑魚が
だいたいなんで俺がテメェなんかと組まなきゃなんねぇんだ
俺一人で十分だろ」


『えぇ！酷いなぁ悟くんっ♡私ぃこう見えてもぉ結構動けるんだよぉ？』

悟「ハッどうだか…3級の雑魚だろ」


気のせいかな？日に日に私への当たりが強くなっていると感じるのは気のせいかな？


まぁいいや無視しよう


その時前方から声がした


補助「あ…あのぉ…汗」

『？』

悟「あ"？」


補助「…任務場所へ向かってもよろしいでしょうか…？」

『あっ、すみませぇん！♡どうぞぉ、向かってくださぁい！♡』


私はなるべく悟に寄るようにして座った

ぶりっ子ってこういうことする…でしょ…？←偏見



悟「ﾁｯ離れろやぶりっ子」


『うふふ♡照れない照れないっ♡』



悟「ﾁｯ」


え…めっちゃ舌打ちしますやん…



















そんなこんなであっという間に時は過ぎ、車が止まった


補助「着きました」


『ありがとぉございましたぁ♡』

悟「…ん…」


何、"ん"ってなんの意味の"ん"なんだよ




そんなことを考えながら、私と悟は車から降りた


補助「お気をつけて
では帳を下ろします
"闇よりいでて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え"」



『それじゃぁ、行こっかぁ！♡』


悟「俺に指図すんな！」

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