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銀「ほれ、お待ちどーさん」
そう言って机へと運ばれてきた器の中にはそうめんのような細い麺と一緒に豚しゃぶやら蒸し野菜やらがのっけられていて
貴「これ、なんて料理ですか?そうめん、ですよね?」
なんだけど、器からあがっている白いもくもくを見る限り中身は暖かそうで
一体これは?
なんて思いながら1口啜る
貴「..!? 何これ、美味しい」
なんだろう、なんかこう、体の芯から温まっていく感じ
暑い夏に食べても嫌じゃない温かさ
なんとも不思議な感じ...!
銀「A、"にゅうめん" って知ってるか?」
貴「にゅう..めん?」
銀「やっぱり知らねーよなw
居酒屋とか行くとよく置いてあったりするんだよ
要はそうめんのあったけーバージョンだな」
ほうほう、と聞きながら
貴「もっと色んな居酒屋に行ってみるべきでしたね、これは」
と返すと
銀「や、やめといて正解だろ」
とごもっともな回答を頂いた
貴「ですよねー
でも、こんなに美味しい料理を知らないで生きていくところだったわけですから今からでも」
銀「やめとけやめとけ
社会的地位を失うことにやるぞ、お前なら」
貴「しっつれーな!1人で行けば誰にも迷惑かけませんよ!」
銀「1人で行ったほうが身動き取れなくなった時それこそ恥じゃねーかよ」
貴「...限度くらいできますもん」
膨れながらそう返すと、どーだかな
なんて言われたから今度1人で飲みに行ってやろうと心の奥底で密かに決意した
_______________
更新遅くなってしまって
本当にすみません Orz
もう一つの短編を書いていたらこっちが手付かずになってしまいました(°°;)
作者、一応夏休みに入るので更新できる機会は増えると思いますが...
と、とりあえず頑張ります!笑
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銀色(プロフ) - とても面白かったです! なので凄く続きが気になります。 大変だと思ういますが更新待ってます! (2018年4月3日 21時) (レス) id: 54384483c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みや | 作成日時:2017年4月23日 11時