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一瞬きょとん、とした顔をしたものの「ちがうもん」と小さく反論する
にに
握られていた あたしの裾を手放し
膝からおりてポロロのぬいぐるみを取りにいく
そのまま、あたしの膝には戻らず
おせふん君の横に座り、ウトウトし始めた
「やー、じょんいなぁ
Aヌナのおヒザじゃなきゃ
ねむれないんじゃないのー？」
なおも囃したてるタオ君
対して にには
「ねないもん！」
と、言い返す
「タオ君、にに やめなさい」
ケンカになる前に止めようと
声を掛けると、
あたしを一瞬振り返り
ぷいっと顔を逸らす
「Aのだっこ、ヤだもん」
…
「タオ、お前だっていつも
クリスヒョンに抱っこしてもらって寝てるだろ」
一瞬の間を置いて
横からギョンス君の声が静かに響く
「ち、ちがうよ」
「今日はクリスヒョンはいないんだから、僕が抱っこしてやるよ」
「1人で ねれるもんっ」
「へぇ？
特別に子守唄まで歌ってやろうかと思ったのに」
「えっ」
ギョンス君の言葉に
タオ君がモジモジとし始める
「ヒョンのうたぁ〜♡」
一番に動いたのは
ニコニコとしていた おせふん君で
素直にギョンス君の膝の上に乗る
「…タオもぉ」
ギョンス君の袖を掴み甘えるタオ君
「ほら」
ギョンス君の膝、片方ずつに
仲良く座る おせふん君とタオ君
そんな2人を離れたところから見ている にに
「にに、おいで」
ポロロのぬいぐるみで顔を隠しながら、あたしの側まで来る
3人がそれぞれ眠る体制に入ると
ひとつ、深く息を吸い
ギョンス君の歌声が
部屋に柔らかく響きだした
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にに(プロフ) - 久しぶりに読み返して泣きそうになりました。暖かく鮮やかな眩しいジョンインとヌナが幸せになりますように。 (2016年2月20日 4時) (
レス) id: 64f947eed1 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ももたろうさん» ももたろうさん、コメントありがとうございます！嬉しいお言葉までいただき、本当にありがとうございます！ににたんって絶対幼少時代からイケメンだと思いません？（笑）人の心を読み解くのに長けてそうな気がするんですよね！またぜひ遊びに来てくださいね (2016年1月3日 22時) (レス) id: 12583e7c2a (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - あおいさん» あおいさん、コメントありがとうございます！幅広いヌナ層の方々に想像しながら読んでいただきたく決まった年齢設定は設けてません。が、だいたい話の流れ上、10〜13くらい離れてるかな、と勝手に想像してます← (2016年1月3日 22時) (レス) id: 12583e7c2a (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 優華さん» 優華さん、お返事が大変遅くなり申し訳ありません！！心が暖かくなる、なんて嬉しい言葉をありがとうございます！いつも考えなしに出たとこ勝負なので纏まりがなく後悔しっぱなしですが（笑）暖かいお言葉をいただけると勇気をいただけます。ありがとうございました！ (2016年1月3日 22時) (レス) id: 12583e7c2a (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう - 最高でした・・・(泣)ににがかわいかったり、かっこよかったり・・・子供の時からイケメン＾＾すごくおもしろかったです (2015年12月31日 13時) (レス) id: e2049e8ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ
| 作成日時：2014年5月25日 18時
