イケメンに… (ページ17)

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冷たい6 ページ17

翔詩「ちょっと待って。浮気なんかしてないよ…？」

私、伸弥「は？」

私『じゃあ、あの女物の香水の匂いは？」

伸弥「会社の女性の上司に相談してた。」

私『じゃああの態度は？』

翔詩「それは…その…」

もう嫌。寝る。私は無言で寝室に行った。

朝、起きると左手薬指に違和感を感じたんだ

寝起きの目で見るとそこには、私の誕生石、『サファイア』が埋め込まれた指輪があった。

そして、隣を見ると、珍しく涙目の翔詩が。

翔詩「ねぇ。俺と結婚して…？ねぇ、だめ？」

え、なんで…。翔詩は浮気してたんじゃ。

私は相当顔を強張らせてたんだろう、翔詩が泣き始めた。

翔詩「俺、理沙が結婚してくれないなら、一生独身だよぉ！」

キャラ崩壊(笑)

『ねぇ、何を上司さんに相談してたの？』

と聞くと顔を赤くさせながら、「女性がキュンと来るプロポーズの手順」と言うから思わず笑ってしまった。

『私は翔詩からプロポーズしてくれるなら何でもキュンとするよ？』

「本当？襲ってる最中でも？」

『それは…(笑)』

こうして1週間後、無事に私たちは式を挙げました。