花火 ページ33
みんなんとこ戻ると、すばるくんと凛太郎くんが話をしていた。
丸「あれ？あの2人喋ってるやん。」
安「何かな凛太郎くんもギターしてるらしくて、3人でギターの話してたら、凛太郎くんも音楽関係の学校行きたいらしくてそれから意気投合！」
章ちゃんは親指立ててグッジョブサイン。
丸「章ちゃんのおかげやな。」
Aちゃんを見ると、その2人を優しい顔で見てた。
ヒュー バンバンバン
花火が始まった。
信ちゃんが持ってきたシートに年上3人、すばるくんの横に凛太郎くん。
真ん中に女子3人。
その後ろに僕、大倉、章ちゃん。
亮ちゃんはまだ来てない。
たぶんどっかで見てるんやろな。
花火が上がるたび、テンションもあがって
丸「よっ!!た〜ま〜や〜!!」
といつもの調子で叫んでいると
大「丸ちゃんうるさい(笑)」
ﾏﾕｺ「丸山さんっておもしろい(笑)」
丸「あ、ごめん。テンションあがってもうたわ(笑)」
ﾘﾅ「丸山さんっていつもこんな感じ？」
安「いつももっとうるさいで。でもマルのおかげで毎日楽しい。」
ﾘﾅ「なんか楽しそう。」
Aちゃんを見ると笑っていた。
さっきのこと気にしてないかもやけど、ちゃんと説明しときたい。
丸「叫んだら喉乾いたな。暑いしかき氷買いに行ってこようかな？Aちゃん付いてきてくれる？」
章ちゃんと大倉がこっちを見たのがわかった。
A「え？あ、はい。」
ﾏﾕｺ「じゃあ私イチゴ味。A、よろしく〜」
ﾘﾅ「じゃあ私はメロン味。」
丸「かき氷買ってくるけどいる？」
村「俺ええわ。」
横「俺もええ。」
渋「俺イチゴ〜」
丸「凛太郎くんは？」
凛「俺はいいっす。」
丸「了解、大倉、章ちゃんは？」
安「僕もイチゴ〜」
大「俺、宇治金時。」
丸「渋っ！そんなんあるか？(笑)」
大「なかったらええわ。」
丸「ほな行こか。」
A「はい。」
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作者名：MARUTAKA | 作成日時：2022年3月15日 23時
