Go to Kyoto！ ページ1
洲崎side
"今から、舞台や！今日は４ステージあるから、終わるのは20:30くらい。"
"空き時間にラインしてもええかな？"
早速、Aにラインした。
"舞台、頑張って下さい。"
"はい。大丈夫です。"
すぐに既読になり、返信もきた。
青空「洲崎、何をニヤニヤしとっと？」
「別に、何もないわ。」
伊織「しとるばい。」
青空「何や、新しか女かぁ！？」
伊織「相変わらず、遊んどるな。」
「遊びやないよ！俺は真剣やから。これから頑張んねん！」
何や健人と、目が合ったわ。
俺から視線を外し、スマホを操作してる健人。
俺は衣装に着替え始める。
青空「健人も何や、嬉しそうばい。」
健人「何もないで。」
伊織「絶対何やあったし！」
からしが健人をからかってるわ。
健人も、Aにラインした？
「健人、フェアやで！」
健人「お前が言うなや！」
山田side
今日の舞台が終わって、Aに会いに行くから急いで着替えた。
洲崎「Aに会いに行くん？」
「何で、わかんねん！」
洲崎「まだ、返事もろてないけど、明後日Aと京都に行くかもやねん。」
「そうなんや、俺も明後日はAを誘うねん。」
お互いにちょっと睨み合う。
洲崎「決めるんは、A！恨みっこなしや！」
「もちろん！」
あ、そうや。
洲崎にも言うとかな。
「俺、引っ越しすんねん！急いでるから、また話すわ。」
「え！ちょっと健人！」
それだけ言って、楽屋を出た。
洲崎side
いきなり、引っ越しって.....。
何で？
まぁ、ええけど、あいつ普通の日常生活を一人で送れるんか？
大丈夫なんかなぁ？
まぁ、俺が心配してもしゃあないか。
あ、Aにラインしよう！
"ステージ、全部終わったで。Aに会いたいわ。"
"明後日、一緒に京都行けたらええのになぁ。"
"お疲れ様でした。"
"明日までには、ちゃんとお返事するから、もう少し待って下さいね。"
"もちろんや！"
ついでに俺のとびっきりのスマイル写真も送ってみた。
"満面のスマイルですね(笑)"
"Aの顔が見たいわ。"
"ラインのビデオ通話したら、あかんかなぁ？"
"今から少しだけなら、大丈夫ですよ。ただ病室から移動したいので、少し待って下さいね。"
やった！
誰もいない楽屋の入り口に、鍵をかける。
俺のにやけ顔と、スマホ越しのAを見せたくないから。
ん？
Aからビデオ通話の着信や！
自分からかけてきてくれたわ。
めっちゃ嬉しいやん！
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作者名：すーゆみ | 作成日時：2020年8月29日 20時
