22day. ページ23
un:cさんside
急遽、今から録音することに。
Aちゃん高校生なのに
しっかりしてるなー。
Souくんもそうだけど
今どきの高校生ってそういうもんなのかな。
そんなことを考えつつ
コップにお茶を注ぐ。
『Aちゃん、お茶持って…』
「♪〜♪」
防音室の扉を開けてみると
Aちゃんはコラボ曲を練習していた。
Souくんの生放送を聴いて
Aちゃんの歌声に惚れたんだっけ。
何恥ずかしいこと言ってるんだろう笑
『Aちゃん、お茶どうぞ。』
少し大きめの声で話しかける。
「あ、わざわざありがとうございます!」
……………………………………………………
『ふぅーお疲れ様!!』
「お疲れ様です!やっぱり私、un:cさんの歌ってみた大好きです!」
かぁぁぁ
って何本当に照れてるんだよ!
『あ、あのなんかごめん笑』
そう言うと
大丈夫ですよー!なんて言うAちゃん。
可愛いなぁ。
その時の僕は
この気持ちが大きくなるとは思わなかった。
純粋に
可愛いってただそれだけ。
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作者名:宗架 | 作成日時:2015年10月11日 23時