初めまして、こんにちは。離婚してください。 (ページ5)

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離婚して５ページ5

夕飯を作らなきゃな。

だけど困った...

お恥ずかしながら私、料理というものをしたことがない。

なんせお嬢様ですから...

でもジョングクさんの圧(？)に負けてしまった。

でも料理は気合いではできない。

クッ○パッドでも見て作るか。

冷蔵庫と思われる物(←)を開けるが...

中には何も入ってなかった。

え、買いに行けってこと？

お金ならお父様やお母様に貰っていたから大丈夫だけど、買い物なんて行ったことない。

どこに何があるか、どこで買うのか、それすら分からない。

どうしようか...

でもジョングクさんはずっとお仕事をしているわけだから、お腹も空いているだろう。

料理係は私なんだからしっかりしないと。

スマホでスーパーの位置を調べて買い物に行くことにした。

私は免許をとっていないからもちろん歩きで。

コートを着て外に出る準備をする。

一応ジョングクさんに声をかけておこうを思い、書斎へ向かう。

コンコンっ

JK｢はい｣

中から声が聞こえたと思うとすぐ扉が開く。

JK｢何？｣

｢あの、夕飯の食材を買いに出掛けてきます。｣

JK｢もしかして、歩いていくつもり？｣

｢はい...？｣

JK｢ここから歩いていくと大分遠いけど。｣

｢でも私免許持ってないので｣

JK｢俺もってるけど｣

そう言って車の鍵を見せてくる。

JK｢一緒に行ってあげよっか？｣

｢いや、大丈夫です。お疲れだと思うので。｣

JK｢お前のこと待ってる方が疲れる。それに今外暗いけど。迷子になっても探さないよ。｣

｢大丈夫です。スマホがあるので。｣

JK｢そういうことじゃねぇーの。はぁ...もういいや。｣

...呆れられた？

JK｢俺が心配だから一緒に行く。｣

｢...//｣

JK｢行くぞ。｣

ジョングクさんは私の頭をポンポンして玄関へ行った。

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