53話 ページ6
タズナさんの話が終わり、いつも見かける「あん」の門までやって来ました。
何気に、ナルトって門の外初めてじゃないか?
ナルト「出発ーっ!!」
サクラ「何はしゃいじゃんってんの、アンタ」
ナルト「だって、オレってば一度も里の外に出たことねェーからよ」
タズナ「おい!…本当にこんなガキで大丈夫なのかよォ!」
カカシ「ハハ…上忍の私がついてますし、同等の実力を持つ子もいます。そう心配いりません」
…誰のことだ?……うーん、成績トップは悔しいことにうちは君だったし…
サスケ「…お前のことだぞ」
雫「…え、マジで?」
サスケ「…スズ、取っただろ」
雫「…ちょっと、先生。僕のハードル上げないでください!!」
カカシ「本当のことだし…」
雫「うちは君もなんとか言ってやってよ…」
サスケ「…サスケ」
雫「…え?」
サスケ「うちは君って辞めろ。サスケでいい」
雫「…じゃあ、サスケって呼ぶね?」
サクラ「あ!私もサクラでいいわよ!」
雫「じゃあ、僕のこと雫でいいよ」
サクラ「ええ!雫!」
……案外、悪い人ではないっぽいなぁ…
好き嫌いは、するもんじゃないね。
雫「…ナルト、少しうるさいよ」
ナルト「だってよォ!!このオッサンが…」
雫「護衛対象にオッサンって言うな」
ナルト「…ぶー」
……まあ、オッサンなのは事実なんだけど…
雫「((ピク...バッ!!」
サクラ「?どうしたの?」
雫「…ぁ、いや……」
…1人……いや、2人か?
《刀、いつでも抜けるようにしとけよ》
分かってる…
《…呉々も、また鞘がないーとか言い出すなよ》
もうしないよ!!!
《…どーだかな》
まったく……
さて、どうやって出方を伺うかな…
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作者名:yumiku | 作成日時:2017年7月2日 23時