８５話 ページ40
雫「あ、ヒナタ！」
ヒナタ「？…雫ちゃん？珍しいね、その格好…」
雫「うん、大切な人に貰った服なんだ。明日明後日が休みだから、少し満喫しようと思って…あ、そうだ。ネジがどこにいるか知ってる？」
ヒナタ「家の方に帰ってないみたいだから、任務じゃないかな…？」
雫「任務か…分かった、ありがと」
ヒナタ「どういたしまして」
雫「それじゃ、またねー」
ヒナタ「またね((ﾆｺ」
雫「どーしよ、任務だって」
屋根の上に座り、門の方を見つめている僕。どんな任務かも、どのくらいの期間かも分からないからな…
《なら、月影眼の出番だな》
あ、そっか…ネジのチャクラは分かるし、千里眼の能力を利用すればいいのか…
雫「…((ｽｩ...…あれ？里にいる？」
《…さっき帰ってきたみたいだな。会いに行くか？》
雫「ん、行く」
雫「みーっけた♪」
ネジ「だから、オレは行かないと言ってるだろう」
「たまにはいいじゃない！チームワークを深めるいい機会よ？」
「そうですよ！！ネジはいつも帰っちゃうじゃないですか！」
ネジ「お前らだけでやっていればいいだろ…」
後ろから、そーっと…
雫「ネージッ♪((ｷﾞｭ-ｯ!」
腰に抱きつく。これすると、ネジの顔が赤くなって面白いんだ。
ネジ「ッ！？雫！？////((ｶｧｱｯ」
雫「やっと見つけた！久しぶり！」
ネジ「い、一旦離れろ！////」
「わ！この可愛い子誰？ネジの彼女？」
「毎回早く帰っていたのは…」
ネジ「変な誤解をするな！！」
雫「？かのじょ…？」
かのじょってなーに？
《恋人のことだよ。ネジとお前が恋人同士なのかと聞いてるんだ》
雫「僕、彼女じゃないよ？ネジの友達」
ネジ「お前は早く離れろ…ッ！////」
雫「はーい…」
怒られちゃったや…
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作者名：yumiku | 作成日時：2017年7月2日 23時
